
シナノケンシ(ASPINA)は、角型ワークの把持に最適なロボットハンドとなる「電動2爪ロボットハンド」を4月下旬に発売する。受注開始時期は3月下旬。
同社は、これまで3爪ロボットハンドと様々なワークに対応するオプションパーツによって、把持対応できる対象ワークの幅を広げてきたなかで、梱包箱や電子部品など角型のワークも安定し運びたいという声が多く寄せられていた。
同製品は、角型ワークの把持に最適なロボットハンドとして開発し、発売済みの電動3爪ロボットハンドと補完しあう新モデルとの位置付け。基板、電子部品、樹脂部品、金属部品、個装箱などのピッキングや搬送での用途を想定している。
把持力の異なる2種類と、最大開口幅の異なる2種類の選べる爪の合計4モデルを発売する。