【FAトップインタビュー2023】大和無線電機 堀内 優 代表取締役社長『分析力と創造力を一体化 』


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2022年12月期は、売り上げが前期比115%、売上総利益は同118%になった。製品が入りづらい中で受注が先行してきたが、昨年7、8月頃から一部製品を除き入荷状況が改善してきたことで受注と売り上げが交差。その結果、年間の利益計画の達成が見込まれたことで、在庫処分が実施できた。現在は受注調整が入り総受注残が減る形で推移している。

22年~24年を、「DAIWAをDXさせる3年間」として取り組んでいる。22年はモノが入りづらいことが予想される中で、『FUSION 未来分析』をコンセプトに掲げ、粗利率を重視して取り組んだ結果、1人あたりの売上高も良くなり、在庫回転率も向上した。ただ、売れ筋品の入手状況も影響し、分析結果に伴う先行在庫の確保といった攻めの営業にはまだ至っていない。

23年は、『FUSION Ⅱ × 創造力』を掲げて取り組む。22年に導入した新しい営業支援システムを活用し、新規開拓に向けプロセスに重点をおき、受注可不可の要因を分析し、全社員がその情報を共有できるようにしていく。また、お客様の製品開発段階から現在何に困っているかをキャッチし、アプローチしていくとともに、将来的には、現在の需要が無くなった時のために創造力を発揮して、現在の扱いメーカーごとに新しい開発テーマを探す活動の仕掛けづくりも行っている。

23年12月期の売り上げ目標は、前期比105%に設定している。コロナ禍の中で、リモートワークなどの仕組みが定着し、売り上げも上がってきているが、これからのDX時代にはコンピュータやWebへの対応は必須であることから、若手社員を中心に外部の会社とタイアップして勉強会を行い、新しいことに挑戦する人材の育成を目指す取り組みを進めている。

当社のブランド力に創造力と分析結果をかけ合わせ融合させることで、当社の独自性を発揮し差別化した展開を図っていきたい。

https://www.daiwa-musen.com/


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