
JFEエンジニアリングのグループ会社のJ&T環境は、食品リサイクル事業を行う札幌バイオフードリサイクルが有する食品リサイクル発電プラントの更新および増強を目的として、新工場を札幌市中沼町45番地19のリサイクル団地内に建設する。
新工場は、現工場で受入れている札幌市内の事業系一般廃棄物の食品廃棄物68t/日に加え、新たに札幌市と近郊の食品製造工場などから排出する産業廃棄物の食品廃棄物を受け入れ、最大100t/日の処理を行う予定。
受け入れた食品廃棄物は、微生物の力で発酵させ、発生するメタンガスを燃料にして発電を行い、処理工程で発生する脱水汚泥は、全量堆肥として活用する。これにより食品廃棄物を電力と肥料へ転換する地産地消型の “ダブルリサイクルループ”を実現する。