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【FA製造業界2022トップインタビュー】攻めの姿勢で挑む CKD日機電装 川村 茂 代表取締役社長

2021年は、半導体景気に支えられ国内外ともに過去最高水準の売り上げとなった。

22年に目を転ずるとそのレベルは維持するものと予想される。国内では半導体や電子部品関連、海外ではそれに、加えFPDや二次電池関連と好況トレンドに乗っている業界への採用が背景にある。これらの顧客に対して最適機種提案や特注機製作といった、顧客密着型の活動が効果をあげていると考えている。

しかしこの好調に甘んじてはならないと感じている。さらなる前進のため新製品の投入を行う。21年はモータ高さ39.5㎜という業界最薄クラスのDDモータ「ND-uシリーズ」2機種を展開した。22年は、外径φ80㎜の小型DDモータを投入する予定である。これらは顧客の製作装置のコンパクト化や、設計の自由度向上につながる。この新製品の投入によって小型から大型のバリエーションが豊富になり、顧客の様々なニーズに最適に応えることが可能になると考えている。

その一方、製品リードタイムの長期化でお客様に心配をかけている点があり、その打開策を図っていく。具体的には、CKD中国工場のτDISCモータ生産設備と、当社佐倉事業所との分担生産で供給数の増加を目指す。これにより特注機の生産キャパ確保にもつながる。CKDグループの相乗効果を活かした取り組みになるものと期待している。以上から、現状の好調に足を止めることなく前進を続ける。

当社の企業理念にもある「継続的顧客価値の提供」にのっとり、攻めの姿勢で挑む22年としたい。

https://www.ckd.co.jp/


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