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横河電機 リアルタイムOSコントローラ「e-RT3」

AI対応CPUモジュール追加

横河電機は、レンジフリーコントローラ「FA-M3V」、リアルタイムOSコントローラ「e-RT3」をはじめ、制御用途に応じた機種をラインアップしている。

「e-RT3」は、ボードとPLCの強みを融合した次世代コントローラ。堅牢性・リアルタイム性・安定性を特徴に組み込みデータベース機能を搭載できるため、組み込みコントローラとしてだけでなく、従来パソコンが担っていた製造工程管理用コントローラとしても使え、安定動作と高信頼性を確保した製造工程管理が可能になる。

また、最新モデルとして販売している「e-RT3 Plus」に、このほど機械学習をはじめとするAIの開発現場で広く利用されているプログラミング言語「Python」に対応するCPUモジュールを発売した。

AIを活用した予兆診断の機能を実装する際などに、Pythonの豊富なソフトウエアライブラリを活用することが可能になり、開発期間の大幅な短縮に貢献する。 

また、優れた耐環境性能をもち、従来のIOモジュールにも容易に接続できるため、開発から実装、運用までを1台で完結することが可能。このAI内蔵のCPUモジュールは、AI活用に適したエッジコンピューティングプラットフォームとしてさまざまな産業におけるAIの導入を支援。

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