工場新設・増設情報12月第3週

【日本国内】
▼アイダ設計
プレカットの受注増加に伴い、生産力強化のため、千葉県野田市の工場を茨城県坂東市に移転する。

敷地面積は約4万平方メートル、建物面積は約1万4000平方メートル、1期目の稼働人数は約40人、加工坪数は年間7万6000坪(延床面積ベース)。稼働開始は19年4月の予定。

▼日本製鋼所
室蘭製作所(北海道室蘭市)において、航空機複合材製造ライン新工場を竣工した。

今後民間航空機を中心に豊富な需要が予測される航空機の構造部材用炭素繊維樹脂複合材製品および金属接着製品の生産を計画しており、航空・宇宙・防衛関係の品質マネジメントシステムJIS Q9100の認証取得、また顧客認証および複合材や検査における特殊工程(Nadcap)の認証取得の準備を進める。

総面積は6864平方メートル、専任従業員数は9人(17年12月1日現在)。

▼トランザクション
連結子会社であるクラフトワークの新工場を埼玉県北葛飾郡に建設する。

同社が担う印刷および内職作業の業務効率を飛躍的に向上させることで生産性のさらなる向上、将来的にはシルクスクリーン印刷やオンデマンド印刷をはじめとした特殊印刷における国内のトップシェア獲得を目指す。

敷地面積は8791.78平方メートル、固定資産取得価額は3億円。

▼JFEエンジニアリング
100%子会社であるJFE環境は、西日本本部(広島県福山市)において、新たにリサイクルプラスチックパレット製造工場を稼働した。

従来品と比較し約50%軽量であるにも関わらず同等の強度を有し、無臭で衛生的な製品であるため食品や化学品の荷役など幅広い分野での使用が可能で、さらに、100%リサイクルプラスチックを原料としているため、バージンプラスチックを原料とするパレットと比較して安価だという特長を強みに、リサイクルプラスチックパレットを年間40万枚生産する予定。

工場建屋面積は1200平方メートル、建設費は6億5000万円。

【海外】
▼丸一鋼管
豊田通商グループとフィリピンのマニラ郊外において、共同出資による二輪・自動車用鋼管の製造子会社を設立する。

フィリピンはここ数年ASEAN地区で最も高い経済成長を維持し、国民所得の上昇に伴い二輪・自動車の需要も急激に増加。すでに進出している日系二輪・自動車関連企業の鋼管需要も今後増えていくと期待される。

工場敷地面積は約2万9000平方メートル、工場建屋面積は約8000平方メートル、投資規模は1400万米ドル相当(丸一鋼管:70%、豊田通商グループ:30%)。

稼働開始は19年春ごろの予定。

▼三菱電機
空調冷熱システム事業拡大に向けたルームエアコンの新たな開発・生産拠点である三菱電機エア・コンディショニング・システムズ・マニュファクチャリング・トルコの新工場の稼働を開始した。

工場敷地面積は約6万平方メートル、延床面積は約4万平方メートル。

需要拡大が見込まれる欧州・トルコ市場での事業拡大に向け、20年度までに年間生産台数50万台(室内機・室外機セット台数)を目指す。

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