配線接続機器 重要性高まる「つなぐ」技術 IoTで市場拡大へ 高電圧対応にニーズ

端子台やコネクタ、ソケット、ケーブルアクセサリなどの配線接続機器は、産業全般にわたる好調に加え、社会インフラ整備やエネルギーに絡んだ需要が生まれていることなどもあり、活況を呈している。インダストリー4.0やIoTのコンセプトが「つなぐ」という点から配線接続機器への期待も高まっている。

国内の配線接続機器の市場は4600億円前後と見られる。コネクタが約4000億円、端子台・ソケットが500億円、ケーブルアクセサリ類が100億円程度となっている。

端子台は、輸出が堅調で追い風が継続している。海外工場の国内回帰の動きも一部出始めており、国内での設備投資増加への期待も高まっている。製品としては作業性や設置スペースを重視した開発が活発に行われており、使いやすさが一層増している。薄型化や省スペース化、インテリジェント化、狭ピッチ化などが進む。また、圧着端子を使わないで配線をそのまま端子台に差し込むスプリング式の市場が拡大している。接続信頼性や配線作業性、設置スペースなどで優位性を発揮している。コネクタは、単価の下落、海外生産の増加などもあり、グローバル需要では車載関係向けの好調も加わり拡大基調を継続。小型化と接続信頼性、高い保護特性などが求められ、特に厳しい環境下や高電圧対応が求められる。

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