タムラセーフティシステムズは、ＦＩＢＯＸ社製制御箱「ＣＡＢシリーズ」を好評発売中である。
ＣＡＢシリーズは、防弾ガラスや安全ヘルメットなどに使用されているポリカーボネート（ＰＣ）製。
ＰＣは耐衝撃性に優れ、弾性強度が高く変形しにくいのが特徴。同シリーズは高気密で防塵構造維持が容易である。
鋼板製制御箱は、衝撃などで変形した場合元に戻らず、火山噴火による火山灰や地震などによる埃、台風や水害、津波による塩害や水の浸入により、接触不良や漏電事故の原因となる。
ＣＡＢシリーズは、こうした災害にも対応する制御箱として需要が拡大している。
ＩＰ６５の保護構造で、ＤＩＮレールフレームを使用し組み立て工数の短縮を図っている。斬新なデザインの内部パネルは、部外者による誤操作を防止するなど安全性の向上が図られている。
ＦＩＢＯＸは、フィンランドに本社を置く樹脂製産業用保護ボックスメーカー。１０００種類以上を品揃えし、世界各国で使用されている。
（ｈｔｔｐ：／／ｔａｍｕｒａ‐ｓａｆｅｔｙ．ｃｏｍ）
中央電子はこのほど、同社営業センター（東京都八王子市）内のショールームを大幅にリニューアルした。同社のコンピュータネットワーク、セキュリティ、エンクロージャー、計測・制御、画像処理などの新製品、注力製品を中心に展示している。
新製品の「Ｋｎｕｒｒ
Ｓｙｎｅｒｇｙ
Ｃｏｎｓｏｌｅ」（クニュールシナジーコンソール）は、コントロールルームの理想的な環境を提案・サポートできる。人間工学的に統一されたデザインで、効率性・安全性を追求しており、テーブルは高さ電動調節機能付きでスペースに合わせてサイズの組み合わせができるように各タイプが豊富にそろっている。
フラットスクリーンや大容量の機器なども使いやすさを考慮した最適な状態で取り付け可能。しかもテーブルの角部は安全なエアゴエッジとなっている。また、各種ケーブルのマネージメントにも柔軟に対応できる設計で、すっきりした収納が実現できる。
素材は、耐荷重１５００Ｎ（１５０キログラム）の強度を持ち、オプションも各種完備している。
（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｃｅｃ．ｃｏ．ｊｐ）
東電社は、シェア大手のジョイスティックをはじめ、カムスイッチ、握り押しボタンスイッチ、トランスミッションコントローラ、フットコントローラなどを製造販売しているが、純国産で高信頼、サービスサポートも充実しているため、ユーザーの信頼度が高い。
ジョイスティックは、豊富な品ぞろえのほか、特別仕様にも対応し、幅広い分野で採用されている。
各シリーズのなかで、「ＤＸシリーズ」は、操作方向が２～自在方向を選択でき、電気部に各種補助スイッチを使用した汎用性の高い多方向操作スイッチである。
中立への自動復帰型と手動操作型を用意。また、レバーハンドルを機械的にロックする機構付き、押しボタンスイッチ内蔵型も各種そろっている。電気部のスイッチは、１ａ１ｂ回路用（ＡＣ６００Ｖ２０Ａ、ＡＣ２５０Ｖ５Ａ）、１ａ回路用（同・同）の２種類があり、各方向３段まで取り付け可能。工作機械、農業機械、建設機械、プレス機械、医療器などに最適。
（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｔｏｄｅｎｓｈａ．ｃｏ．ｊｐ）
磁気センサ・磁気応用製品で知名度の高いマコメ研究所は、小型アブソリュートスケールシステム「リニアエンコーダＳＡ―２００」を発売したが、高分解能で絶対位置を読み取ることができ、悪環境下でも安定した性能を誇り長寿命であることから、高い評価を得ている。
新製品のリニアエンコーダＳＡ―２００は、検出ヘッドと磁気スケールを完全に分離した磁気式アブソリュートスケールシステム。最大約２メートルの測長が可能で、ＲＳ―４２２シリアル通信により〓〓０・０１ミリの高分解能で絶対位置を読み取ることができる。しかも、任意位置を原点に設定できるのが特徴である。
このほか、検出ヘッドと磁気スケールの分離で摺動部がないため、様々な液体、埃などの悪環境下でも性能が安定し、長寿命である。
同社は、独自の高感度・高信頼の磁気検出素子「可飽和コイル」を採用し”メンテナンスフリー”を開発の主眼に置いており、ユーザーから技術力・商品開発力で非常に高い評価を得ている。
（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｍａｃｏｍｅ．ｃｏ．ｊｐ）
理光産業は、レベルセンサー、フロートの総合メーカー。レベルスイッチでは、樹脂製の「ＭＦＳシリーズ」、ステンレス製の「ＲＦＳシリーズ」などを中心に幅広いラインアップとなっている。
同社のレベルスイッチは、大容量タンクから機器組み込み用まで、材質、機能、性能別に豊富な機種を揃えており、幅広いレベル計測ニーズに対応している。故障が少なく場所を取らないコンパクト設計。接点部は、信頼性の高いリードオフスイッチ方式を採用、精度が高く高信頼性で長寿命である。取り付け後の調整は不要である。
側面取り付け式などのアプリケーション対応により、自動車などのエンジン回りのほか、外食産業用などにも需要が拡大しており、特注品やＯＥＭにも対応している。
一方、同社のフロートは高品質で国内・海外で高い評価と実績を得ている。
中心製品は「硬質完全独立気泡体ＲＦ―２」シリーズ。比重変化がなく沈んだりしない。比重精度０・２以上なら任意に比重精度が調整・設計できる。
（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｒｉｋｏ．ｃｏ．ｊｐ）
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
