2011年わが社の経営戦略 国内・輸出とも伸長期待

今年の景気は先行き予測がつかない。一般消費はエコカーの補助金制度が終了し、自動車販売は減少する。エコポイント家電は期間を延長したが、全体としてはプラス材料とマイナス材料があり判断し難い。円高基調も気掛かりである。

こうした状況で、当社は今9月期売り上げを前期比で最低でも15%増、できれば20%増加を達成したい。

当社は操作用スイッチ、表示灯、工業用端子台で50年の歴史を持っており、お客様から信頼を頂いている。品種及び価格競争が激しい業界であり、なおかつ即納を求められる。当社は、これらの条件を十分にクリアし安定した製品を市場に供給することに力をより一層注ぐ。海外市場に対しても、これまでの知名度を高めるため各地区の代理店と連携を強め売り上げ増加につなげる。

国内では、自動車や電機、電力関連の投資増加が見込める。トヨタ自動車は、ハイブリッド車の増産へハイブリッドラインを新設する計画である。また、造船、電力、電機関連の盤需要も堅調に推移する見通しにあり、建築関連でも主要な得意先では受注が手堅い。当社の押ボタンスイッチ、非常停止スイッチ、端子台、そのほかの製品の販売拡大が今期は期待できる。輸出はUL、CCC規格取得製品を中心に12月まで順調に推移している。東南アジア市場には40年の実績があり、お陰様で多くの顧客から評価されている。

韓国向けは経済が非常に好調なこともあって、今期は受注が昨年に比べ倍増する見通しにある。また、台湾、中国その他の国向けも引き合いが増えている。円高の中でも輸出は好調である。

制御機器は、国内だけでなく輸入製品との販売競争も強まる傾向にあるが、顧客とのパイプをより太くしきめ細かい営業を展開していく。

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