2010年ものづくり白書「主要製造業の課題と展望」⑯宇宙機器産業小型衛星の受注促進へ技術力結集 ⑰情報通信機器産業「選択と集中」で国際競争力強化 ⑱半導体産業アジア市場で勝てる製品、販売戦略を

2010年10月20日

1、現状 宇宙開発は、草創期には国威発揚の手段として実施されてきたが、今日では衛星放送・通信、位置情報、資源探査、災害監視、地球観測等に見られるように、多様な社会ニーズに応える基盤となっている。また、宇宙空間は強い放射線、真空状態、急激かつ大規模な温度変化、打上げ時の騒音・衝撃、修理ができないなど極めて過酷な環境にあるため、宇宙開発には高度な技術水準と高い信頼性が求められる。さらに、部品点数も極めて多く、すり合わせが必要となる。主要国は、宇宙産業がこのように高い波及効果を持ち、経済発展の基盤となる高付加価値産業である点、安全保障に密接に関連する点に着目し、重要な戦略産業に位置付けている。 諸外…