各社が具体的な商談 「日韓グローバル調達商談会&技術交流会」を開催 日韓中小企業が交流深める

韓国中小企業振興公団、韓国中小企業庁主催、本紙など後援の「日韓グローバル調達商談会&技術交流会」が開催された。韓国の優良中小企業15社がLED関連、精密部品加工、制御機器、IT関連製品を紹介。日本企業60社が来場し、熱心な商談光景があちこちで見受けられた。

今回の商談会&技術交流会は、韓国企業15社との個別面談方式で行われたため、密度の濃い話し合いができ好評であった。

韓国企業はLED照明関連のほか、コンピュータ周辺機器、通信機器、プラント部品加工、スマートグリッド電力線システム、太陽光発電設備用インバータ、LCD設備用部品、USBなどの企業が参加しビジネスパートナーの発掘、流通チャンネルの確保、技術相互提携、投資誘致を求めていた。

名古屋から来場の会社役員は「国内のFA市場はこれからの伸びが期待できないので新規事業を立ち上げ中であるが、大いに参考になった」と語る。制御機器メーカーからも同様な意見が聞かれた。

また、国内LED照明の幹部は「当社製品を補完する上で韓国LED照明を販売しているが今までクレームは一度もない。直管形LED蛍光灯で輸入したい製品があった」、制御・電子機器商社は「当社のLED用電源で韓国LED照明メーカーから見積もり依頼を受けた」、電設商社は「スマートグリッド電力線システムに関心を持った。早速検討したい」と来場者が具体的な商談を進めていた。

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