2010年わが社の経営戦略 ぶれているのは誰か

民主党の政策、鳩山首相の考えがぶれているといわれるが、ぶれているのは投票した選挙民である。

郵政民営化一辺倒で実質崩壊し、未だに失敗政治の槍玉に挙げられる小泉政権。違法献金で代表の座を降りた小沢一郎が党の幹事長の要職に就き、9億円もの政治資金を自分は知らなかったと未だ嘯いているぼんぼん政治家、毎日周囲の顔色を伺っている鳩山首相を擁する民主党を選んだのは選挙民である。

仕分け仕分けと言って予算削減を衆目の前で格好をつけたが、これまでこの予算が使われずにどぶに捨てられていたのだろうか。おそらくその90%以上が生産に、文化的向上に、人件費に使われ、経済を支えてきたはずである。

今回仕分けの対象になった事業関係者は事業実態、社会に対する貢献度を公開し、再開を訴えるべきである。

無駄使い防止、倹約、節約を標榜した新政権が歳入が減ったとはいえ、何故史上最大の予算額になるのか。

前政権が決めた今年度景気対策補正予算が予定通り実施されていれば、景気はもっと良くなったはずであり、これから先どうなるか分からない新政権の予算実施、経済政策が全く見えてこず、判断も努力もしようがない。

わが社の業績は多くの企業がそうであるように、今期上半期に比べ下半期の方が50%アップになっているが、それでも前期の年額には、及ばない厳しい状況が続いている。

トップ2人が不正をし、選挙前の約束が殆ど守られず、変更され、遅々として進まない経済政策、外交政策。

オバマも、胡錦濤もうまくいかない日本政治を笑ってみているのではないか。

次の参議院議員選挙はどうなるのだろうか。

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