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基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (30)

生産管理に関する中国工場の問題事例① 生産計画の変更が恒常的に発生   今回から工場の生産管理の話です。 工場生産管理の概要を記しながら、その中で、中国工場で見かけた問題点、起きている問題を取りあげますので、反面教師としていただければと思います。   生産管理とは 生産管理とは、次の4項目からなり、生産計画通り生産が進むよう、下記2~4の作業を行うことです。実際の生産では、全てが計画通りに進むことはありませんから、ズレが生じたときは生産計画(作業計画)を見直し調整することで、最終的に顧客と約束した納期に遅れが生じないように管理しなくてはなりません。 1.生産計画(作業計画)…


基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (29)

中国工場での品質管理の進め方 ~不良品を流出させない仕組みを作る~③ 「入庫~出荷」 基本管理を「徹底」   不良を流出させないためには、下記項目を徹底してやることが重要です。 1.検査を機能させる ①検査で不良品を検出する 2.工場基本管理の徹底 ①5S ②識別管理 ③不良品が発生したときの処置 ④製品の扱い 前回、識別管理まで説明しましたので、今回は残りの項目について説明します。   ③不良品が発生したときの処置 検査をきちんと機能させれば検査で不良品を検出することができます。加えて大事なのがその検出した不良品の処置です。この不良品の処置を適切に行わないとせっかく検出し…


光洋電子工業(無錫)梁川技術総監に聞く、中国市場への取り組み

ニーズ聞き需要拾う 世界の工場の中国。経済の急成長によって人件費高騰や単純労働者の不足が顕著になり、その解決策として自動化が急速に進んでいる。中国市場の現状と取り組みについて、光洋電子工業(無錫)の梁川敏技術総監に聞いた。   –中国の市況について 中国は人件費が高騰し、昔よりも人材募集が難しくなり、工場の仕組みを変えなければいけない状況になっている。それでも中国のチャレンジ精神は旺盛で、自動化需要が盛り上がっている。これまでは自動車中心だったが、電子機器業界も元気が良い。アプリケーションも、ロボットも溶接や搬送に加え、組み立て用途に採用され、倉庫内物流も自動化されている…


基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (28)

中国工場での品質管理の進め方 ~不良品を流出させない仕組みを作る~② 「整理・整頓・清掃」3Sしっかり   前回の記事で、不良を流出させないためには、下記項目を徹底してやることが重要と書きました。 1.検査を機能させる ①検査で不良品を検出する 2.工場基本管理の徹底 ①5S ②識別管理 ③不良品が発生したときの処置 ④製品の扱い 今回は、これら項目の具体的な内容について説明します。   1.検査で不良品を検出 ①検査を機能させる 自社工程または仕入先で実施している検査で不良品を確実に検出できるかを確かめないといけません。検査とは工程検査であり出荷検査です。 (1)検査方法…


ジック 中国に配送センター、アジアでの物流強化

独の大手センサメーカー、SICK(ジック)社は、アジアでのロジスティクス体制強化に向けて、中国・嘉興市(上海都市圏)に配送センターを開設、6月14日から稼働を始めた。最初は中国国内への供給から開始し、2020年には日本を含めたアジア地域のロジスティクスを担当していく。 新配送センターは、面積約6600㎡で、嘉興市の総合保税地域に立置しており、上海にも近いことから交通の利便性が非常に良い。18年6月に立地契約を締結して物流の子会社を設立し、わずか一年で完成させた。投資額は1000万ドル。 独・ジックのセールス&サービス部門の責任者マッツ・ゲクストープ氏は「アジアは当社にとって、潜在的な販売可能性…


富士経済、中国の産業用ロボット市場 18年後半は鈍化も25年は2.7倍の9838億円に

富士経済は、「急成長する中国新興ロボット関連プレーヤーの最新動向調査」をまとめ、中国の産業用ロボットの市場調査結果を発表した。 グローバル市場において、産業ロボットの最大の需要地となっている中国市場は、2018年後半から設備投資の抑制などの影響により伸びが鈍化。18年の市場は3705億円となったが、19年後半は設備投資の回復による伸びが期待され、25年の市場は18年比2.7倍の9838億円と予測している。 中国の産業ロボット市場は、主に自動車の製造に使用される溶接・塗装系が市場をけん引してきたが、人手不足や人件費の高騰を背景に、近年は組立・搬送系が伸びている。 19年は米中貿易摩擦の影響緩和が…


基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (27)

中国工場での品質管理の進め方 ~不良品を流出させない仕組みを作る~① 徹底した基本管理で不良発生防ぐ   中国工場での品質改善の順序 第25回の記事の中で、中国工場改善の順序は工場のレベルによって決まると書きました。 本来は工程の作り込みで不良の発生をなくすことが本筋であり求められることですが、中国工場では必ずしもそうではないのです。 日系も含め多くの中国工場の品質が悪いと言われる要因は、工場での管理や工程での品質の作り込みが不十分で不良を発生させていることにあります。一方で、その不良品を工場内で見つけ取り除くことができず顧客に渡ってしまっている、流出してしまっていることが2次的な要…


基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (26)

中国工場での品質管理の進め方 ~品質管理3つの歯車~④ 独特な要因の深掘りが必要 中国工場で品質改善を進めるときのポイント ①中国要因を加味する ここに示した品質課題解決の手順は、みなさん見慣れたフロー図だと思います。基本的な手順は、日本でも中国でも同じです。ただ、中国で行う場合は、中国要因を加味することを忘れてはいけません。手順個々において中国独特の要因を加味しなければなりません。そしてその要因を深堀していくことが必要です。 ②問題の把握 改善は自社工場の問題点を把握することが出発点となるのですが、問題点やその本質を正しくつかんでいないことが多々あります。中国人スタッフだけでなく日本人駐在員…


基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (25)

中国工場での品質管理の進め方 ~品質管理3つの歯車~③ 教育の充実で管理レベル向上を   中国工場のABC 中国工場の管理/品質管理をかみ砕いて言うと、これになります。 これはちょっとした語呂合わせですが、中国工場はこれがすべてと言っても過言ではありません。 A-当たり前のことを B-バカみたいに C-ちゃんとやる 要するに当たり前のことがちゃんとできていればそうそう問題は起きないわけです。その当たり前のことをバカみたいに愚直にやる、これが大事なのです。この当たり前のことができていないのが中国工場の現実です。 みなさんもこのABCを頭に入れて、自社工場を見直してみてください。 &nb…


基礎から学ぶ中国工場管理〜実例で学ぶ管理のポイント〜 (24)

中国工場での品質管理の進め方 ~品質管理3つの歯車~② 教育の充実で管理レベル向上を この3つの歯車という見方をしたときに、多くの工場でどこかの段階に問題を抱えていますが、日系中国工場と中国企業の工場とでは問題の段階が違います。 中国企業の工場では、第1の歯車に大きな問題を抱えていることが多いと言えます。まず工場トップの考え方や姿勢が問題となります。設備や材料の問題、そして、工場の仕組みやルールに大きな欠陥があるなど第1の歯車の段階の整備が十分でないのが中国企業の工場です。 ですから、中国企業の工場を指導する場合は、第1の歯車をちゃんと整備することから始めることになります。   一方…