機械受注が回復基調、コロナ禍 中国市場復活後押し
新型コロナウイルスの感染拡大によって世界中で設備投資を控える動きが出て、20年上期の機械産業は大きな打撃を受けた。 それでも下期になって中国市場の復活等で持ち直す動きが出てきた。光が見えてきたが、感染拡大は続いており、予断を許さない状況だ。 半導体製造装置は好調 内閣府の機械受注統計調査報告2020年10-12月見通しによると、2020年の機械メーカーの受注は、第1四半期(1-3月)は6兆8962億円で前期比3.9%増だったが、第2四半期(4-6月)に17.7%減の5兆6787億円と大幅減少し、第3四半期(7-9月)に7.8%増の6兆1212億円で推移した。世界・国内の新型コロナ…