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V-net 「物造りのクラウド活用支援」 矢崎秀夫代表取締役

V-net 矢崎 秀夫代表取締役

V-net 矢崎 秀夫代表取締役

2015年7月期の売り上げは前期比約2.2倍と大幅に伸長し、利益も売り上げ同様2.2倍の増加となった。その要因として、10年から販売を始めた産業用コンピュータの用途が拡大していることがある。IoTに対応したゲートウェイ、FA機器・装置メーカーの組み込みコンピューターボードのほか、ゲーム業界向けボードなどでも活発な引き合いにつながった。導入前後の技術支援とソリューションの提供を確実に実行できる会社が少ないだけに、当社のような存在を高く評価いただけている。

16年7月期も約60%増の売り上げ計画でスタートし、さらなる成長を目標に活動を行っている。

前期からの継続案件に加え、医療用業界から装置組み込み向け製品の、新たな引き合いをいただいており、このマーケットでも今後浸透を図っていきたい。

また、IoT向けでは、ゲートウェイとクラウドサーバーサービスをソリューションパッケージとしたプラットフォームを開発し、展開していく。

特に、当社が展開する「スナップスキャン」は、ものづくり現場でのクラウドサービス活用に向け、マイクロソフト社のクラウドサーバー「Azure」と高速スキャンバーコードスキャナシステム&IOTGWを組み合わせることで、事業所内のデータベースサーバを構築する必要がなく、各地点のデータを一元管理し帳票管理が出来る画期的なプラットフォームである。今後も、IoT技術を活用するソリューションを展開し、ユーザーのバリューエンジニアリングや、事業イノベーションに貢献していく。

4月に名古屋で開催される設計製造展で六合エレメックのブースに出展し、ピッキングロボットやクラウドサービスなどのデモを行う。