
日東工業は、日本IBMの支援のもと、設備図面から分電盤の見積に必要な回路情報や機器情報を抽出するマルチモーダル生成AI活用WEBアプリを開発した。全国23営業拠点の営業担当者約50名が利用できる運用環境を整備し、実業務での運用を開始する。
分電盤の見積業務は、図面から法規制や製品仕様を読み解く高度な知識が求められ、属人化と迅速な対応が課題となっていた。開発したWEBアプリは、アップロードされた図面から回路情報や機器情報、特記事項を抽出する。営業担当者が結果を確認・補正しながら人とAIで協働し、修正内容を構造化データとして蓄積することで、熟練者の知見を組織全体で継承する。システムの基盤には日本IBMのフレームワークを採用し、特定のAIモデルに依存しない構成とした。
今後は営業現場でのフィードバックを反映して精度向上を図るとともに、設計や生産、保守など周辺業務への展開も検討する。
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