JX金属、茨城県北茨城市の磯原工場で結晶材料の増産設備を強化 2030年に生産能力3倍へ

JX金属は、光通信分野で需要が急増している結晶材料インジウムリン(InP)基板の生産能力を強化するため、茨城県北茨城市の磯原工場へ製造設備一式を増強する。生成AIの進化に伴うハイパースケールデータセンターの建設加速や、消費電力を抑制する光通信への移行を背景に、中長期的な需要拡大に対応する。
今回の投資額は約200億円。従来品の増産に加え、次世代の光電融合技術を見据えた基板の大型化ニーズにも応える。これにより、2030年時点の生産能力を2025年比で約3倍に引き上げる計画。設備は2027年度より段階的に稼働を開始する。
InPは電気信号と光信号を相互変換できる特性を持ち、光通信の受発光素子やウェアラブル端末のセンサ、産業用イメージセンサなどの製造に不可欠な先端材料である。データセンター内の近距離通信における光トランシーバーの需要急増や、将来的なチップ間・チップ内での活用が期待される光電融合技術の普及を支える生産体制を早期に構築し、先端材料の安定供給を図る。

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