日東工業、2025年度1Q決算 増収減益 設備投資・IT投資を獲得
日東工業は、2026年3月期第1四半期決算を発表し、売上高は418億4200万円(前年同期比8.0%増)、営業利益は18億5400万円(15.8%増)、純利益は9億2900万円(74.9%減)。企業の底堅い設備投資需要で電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業の売上が増加し、企業のIT投資意欲の高まりで電気・情報インフラ関連 流通事業の売上も増加し、国内自動車市場の案件獲得で電子部品関連 製造事業の売上が増加。一方で、前期計上した子会社株式の取得に伴う特別利益が剥落したことから純利益は大幅な減益となった。
セグメント別では、電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業は、配電盤部門は高圧受電設備の売上が増加し、キャビネット部門は、価格改定に伴う駆け込み需要の反動減により減収、遮断器・開閉器・パーツ・その他部門は、熱関連機器の売上が増加となった。電気・情報インフラ関連 流通事業は、映像ソリューション分野を中心にネットワーク部材の売上が増加。電子部品関連 製造事業は、国内自動車市場での案件獲得やエアコン関連市場の需要に持ち直しがみられた。
通期業績予想の変更はなく、売上高は1920億円、営業利益は136億円、純利益は94億円としている。
