
村田製作所は、作業者安全モニタリングシステムについて、新機能として「重機向け 作業者接近警告機能」を追加した。
作業者安全モニタリングシステムは、ヘルメットや作業帽に装着可能なセンサデバイスを用いて、作業者の生体情報と周囲の環境情報を計測し、現場監督者や事務所スタッフが作業者の安全管理を遠隔から確認できるようになるもの。 作業者の熱ストレス検知、転倒検知・落下検知、危険エリア侵入検知、ヒヤリハット検知などの機能がある。
新機能は、ヘルメットにタグを、重機には磁界発生装置を取り付け、重機と作業者が接近した際に警告音と光で知らせ、接触や巻き込まれなどを防止する。また検知したデータはクラウドと連携し、管理者が遠隔から状況把握が可能。データを蓄積して安全性向上に向けた分析や改善に活用できる。