リョービは、静岡県菊川市の菊川工場敷地内に建設を進めていた大型製品試作工場が竣工した。
電動化が進む自動車産業では、部品の大型一体成形のニーズが高まると見られ、同社は専業ダイカストメーカーとしては国内初となる型締力6500トンの大型ダイカストマシンの設置と試運転を完了し、大型部品の試作サービス提供に向けて本格稼働する。
新工場は、大型アルミダイカスト製品の試作品(車体部品、バッテリーケース等)を担い、延床面積は3608平方メートル。6500トンダイカストマシン(1台)、溶解保持炉、金型加工設備等を備える。