東芝グループは、製造業DXへの対応力強化と事業拡大に向け、東芝デジタルソリューションズと東芝インフラシステムズにそれぞれスマートマニュファクチャリング事業の専門組織を設け、両社の連携によるビジネスを強化する。
2023年4月1日付で両社内に「スマートマニュファクチャリング事業部」を設立し、IT領域を得意とする東芝デジタルソリューションズは製造業向けのデジタルソリューションを提供する事業、OTを得意とする東芝インフラシステムズは産業用制御機器を製造する事業をそれぞれの新組織に集約し、連携して事業運営を行うことで製造業向けのITとOTのソリューションをワンストップで提供できる体制を整える。具体的には、東芝デジタルソリューションズのデジタル技術やセキュリティ技術と、東芝インフラシステムズの産業用の各種コンポーネント（産業用コンピュータやコントローラなど）や制御技術を組み合わせ、現場からクラウドまでのトータルソリューションを提供できるようになる。また、それぞれが持つ顧客基盤とパートナーを含めた販売チャネルを統合し、製造業のIT/OT市場へのさらなる浸透を図る。
これにより2025年度にスマートマニュファクチャリング事業売上高1200億円超を目指す。
https://www.global.toshiba/jp/company/digitalsolution/news/2023/0215.html
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