
日本ロボット工業会によると、会員ベースでの2022年10−12月 ロボット受注・生産・出荷実績は、受注台数・金額は前年同期比マイナスとなったが、生産・出荷は順調に進み、9四半期連続の増加を記録。総出荷台数・金額は過去最高の6万4417台、2275億円となった。
受注台数・金額は、11.2%減の6万631台、4.3%減の2210億円。これまで製造業を中心に根強い自動化需要と設備投資が続いていたが、ここに来て落ち着きを見せた。
一方で生産台数・金額は、4.0%増の6万3853台、3.4%増の2183億円となり、いずれも9四半期連続の増加。出荷台数・金額も、4.9%増の6万4417台、5.5%増の2275億円と9四半期連続の増加となり、過去最高を更新した。部品不足の解消やメーカーによる生産能力の強化もあり、順調に進んだ。