【オートメーション新聞No.234】SIer協会「中小企業向けロボット導入セミナー」開催 / ロボット受注、第2四半期は回復基調へ / 安川電機「新型パレタイジングロボ」 / 特集:FAセンサ(2020年10月28日発行)

1. オートメーション新聞 第234号の概要
本号(第234号・2020年10月28日発行)では、中小企業におけるロボット導入の「成功の鍵」を特集しています。SIer協会が主催したセミナーの内容に基づき、多品種少量生産こそロボットが真価を発揮する現場であることを詳報。また、日本ロボット工業会(JARA)による最新市場実績では、受注が回復の兆しを見せている明るいニュースを届けています。技術面では、安川電機の省エネ性能を向上させた新型ロボットや、製造現場のDXを支える最新の「FAセンサ」を徹底解説。
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2. 注目トピックス
【1面メイン】中小企業のロボット導入を後押し:多品種少量こそロボットの出番
SIer協会は、中小企業向けのロボット事例紹介セミナーを開催しました。大企業とは異なる「中小企業に適した導入手法」として、若い人材や女性がロボットを活用して輝く現場、熟練者の技をデータ化して継承するメリットなどが語られました。特に「初めての導入は必ず成功させる」ことの重要性が強調され、スモールスタートからのデジタル化が推奨されています。
【業界トレンド】ロボット受注、2020年第2四半期は回復の兆し。出荷は依然として苦戦
日本ロボット工業会(JARA)が発表した7-9月期の実績によれば、受注額は前年同期比で増加に転じ、市場に回復の兆しが見えています。一方で、生産・出荷は新型コロナウイルスの影響が残り、依然として前年を下回る苦戦を強いられています。今後は物流や三品産業(食品・薬品・化粧品)での投資拡大が期待されています。
【提言】DXに遅れる日本製造業への警鐘:サイバー工場への転換が急務
アルファTKGの高木俊郎社長は、日本の製造業が直面する「DXの壁」に強い懸念を示しています。従来のレガシーシステムから脱却し、クラウドやAIを駆使した「サイバー工場」への移行を急ぐべきだと提言。中国製造業の急速なデジタル化を例に、日本が「2025年の崖」を乗り越えるための具体的な戦略を説いています。
【画期的な新製品】安川電機、電源回生機能を標準搭載した新型パレタイジングロボットを発売
安川電機は、新型パレタイジングロボット「MOTOMAN-PLシリーズ」4機種を投入しました。ロボットの減速時に発生するエネルギーを電力として再利用する電源回生機能を標準搭載し、省エネ性能を大幅に向上。さらに周辺機器との干渉を抑える設計により、メンテナンス性と省スペース化を両立しています。
【4-5面特集】FAセンサ:DXとIoTを支える「現場の目」の最新動向
製造現場のデジタル化に不可欠なFAセンサを特集。5GやIoT関連の需要が牽引し、センサ市場にも回復の兆しが見えています。IMVの判定振動計やオプテックス・エフエーのIO-Linkマスタ、SICKの3Dロボットガイダンスシステムなど、高度化する現場ニーズに応える最新製品を一挙紹介しています。
3. 各ページ別の見出し・記事一覧
1面:総合ニュース・経済トレンド
- SIer協会: 中小企業におけるロボット事例紹介セミナー開催。成功へのポイントを解説
- JARA: 2020年7-9月期ロボット統計。受注額は前年比6.3%増とプラスに転じる
- 経済産業省: 「全国みどりの工場大賞」発表。不二家や富士フイルム九州などが受賞
- 提言(アルファTKG): 日本の製造業再起動に向けて。DXの遅れが招く危機と打開策
- 連載:灯台: 「破壊なくして創造なし」。POCで試し、現場から変化を起こす重要性
2面:新製品・サービス
- アズビル: プログラムレスでデバイス連携するゲートウェイ「NX-SVG」を強化
- スワロー電機: 非接触のフットペダル式消毒液スタンドを発売
- OKI: プリント基板子会社2社を統合。車載・航空宇宙向けPCB事業を強化
- 三菱電機: AIがエネルギーロスの要因を自動診断する省エネ支援アプリを発売
- ブラザー工業: 刈谷工場に「テクノロジーセンター」を新設。展示面積を拡大
- DMG森精機: ドイツ拠点にデジタル化を極めた最新モデル工場が稼働
3面:技術・ソリューション
- 横河電機: プラント操業をリモート管理できる統合情報サーバ「CI Server」開発
- オプテックス・エフエー: Webサーバ機能を搭載し、ネットワーク対応した印字検査用画像センサ
- 日本モレックス: 嵌合時のズレを吸収するフローティングコネクター「SlimStack」
- アムニモ: 多様な産業機器を接続するLTEゲートウェイを開発
- 日本カイゼンプロジェクト: 「合わせるな、当てろ」。段取り時間を短縮する定石
4〜5面:FAセンサ特集
- 市場分析: 5G・IoT需要でFAセンサ市場も回復へ。
- IMV: 定量的に機械の状態を診断できる判定振動計「マシンレフェリー」
- オプテックス・エフエー: NPN/PNP混在接続が可能な16ch IO-Linkマスタ
- SICK: 設定不要で直感操作が可能な3Dロボットガイダンスシステム
- ユーエイ: 発電機能を備え、後付けでIoT化できる「スマートキャスター」
6面:ロボット・ITトレンド
- 安川電機: 電源回生機能を標準搭載し、省エネ性能を高めた新型パレタイジングロボ
- ABB: オランダのパラレルリンクロボットメーカー、コーディアン社を買収
- セイコーエプソン: クラボウのケーブル高速挿入システムに技術協力
- 市場リポート: ロボティクス・自律型マシン市場、2026年には巨大市場へ成長予測
7面:工場新設・増設、設備投資情報
- 明電舎: 甲府にEV用モータの新工場が完成。量産体制を強化
- グローバル電子: 金沢に新工場竣工。介護・農業用IoTセンサの生産を本格化
- KOA: 富山工場を新設・移転。抵抗器の生産スペースを拡張
- EIZO: 石川・羽咋工場に新棟建設。ヘルスケア・産業用映像機器を増産
- 村田製作所: 中国・無錫に新生産棟が完成。積層セラミックコンデンサを増産
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