【オートメーション新聞No.231】日本能率協会「DX取組状況調査」5割超が推進・検討 / JMAC、製造業企業のデジタル化推進状況を発表 / 光洋電子工業、ACサーボ市場に新規参入 / サーボモータ特集(2020年9月30日発行)

1. オートメーション新聞 第231号の概要
本号(第231号・2020年9月30日発行)では、日本の製造業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の進捗を多角的に分析しています 。日本能率協会(JMA)の調査では5割以上の企業がDXを推進中である一方 、日本能率協会コンサルティング(JMAC)の分析では「ツールの導入先行」と「マネジメントの未熟さ」が課題として浮き彫りになりました 。また、光洋電子工業のACサーボ市場への本格参入や 、安川電機の累計出荷2000万台達成など 、サーボモータ・モーション制御分野の活発な動きを特集 。デジタル化の歴史から中小企業のメリットまでを説く提言など、再起動を目指す製造業の指針となる情報が凝縮されています 。
【オートメーション新聞 No.231】2020年9月30日発行は、下のボタンからダウンロードできます
ダウンロードリンクを送るメールアドレスをご入力ください
2. 注目トピックス
【1面メイン】日本のDX進捗:5割超が「推進・検討」、大企業では着手が進む
日本能率協会が約5000社を対象に行った調査によると、DXの取り組み状況は「既に取り組んでいる」「検討を進めている」を合わせると5割を超えました 。特に従業員3000人以上の大企業では着手率が高い一方で、ビジョンが描けないことや人材不足が、多くの中堅・中小企業の課題となっています 。
【インタビュー】JMAC調査:製造業のデジタル化は「ツール先行・マネジメント未熟」
日本能率協会コンサルティング(JMAC)は、製造業のデジタル化推進状況について「情報活用方法の底上げが急務」であると指摘しました 。ツールやシステムの導入は進んでいるものの、得られたデータを意思決定に活かすマネジメントレベルは未成熟な企業が多く、デジタルマネジャーやデジタルビルダーといった「デジタル人材」の育成・確保が成功の鍵を握ると分析しています 。
【新市場参入】光洋電子工業、ACサーボシステム「A3シリーズ」で市場へ本格参入
光洋電子工業は10月1日からACサーボシステム「A3シリーズ」を発売し、サーボモータ市場へ参入します 。最大の特徴は高価なモーションコントローラを使わず、ドライバとモータだけで簡易な位置決め・速度制御を実現できる点で、エアシリンダーの置き換えなどの需要に対し高いコストパフォーマンスを提供します 。
【国際提携】独フエニックス・コンタクトと安川電機、「PLCnext」推進でパートナー契約
ドイツのフエニックス・コンタクトと安川電機は、オープン・オートメーション・プラットフォーム「PLCnext」の普及に向けた戦略的パートナーシップを締結しました 。安川電機がPLCnextのランタイムライセンスを供与することで、自由度の高いクラウド連携やオープンなエコシステムを活用した、次世代の自動化ソリューションの効率的な提供を目指します 。
【業界トレンド】産業用ロボット市場、2021年には強いV字回復を予測
グローバルインフォメーションの市場リポートによると、2020年は新型コロナウイルスの影響で落ち込むものの、年末には回復の兆しが現れ、2021年には強いV字回復を遂げると予測されています 。特に中国やアジアでの自動化レベル向上への投資が牽引役となり、サプライチェーンの再構築に向けた動きが加速する見込みです 。
3. 各ページ別の見出し・記事一覧
1面:総合ニュース・経済トレンド
- 日本能率協会: DX取組状況調査、5割超が「推進・検討」。人材不足が課題
- JMAC(日本能率協会コンサルティング): 製造業のデジタル化、ツール導入が先行しマネジメントが未熟と分析
- フエニックス・コンタクト × 安川電機: オープン・オートメーション・プラットフォーム「PLCnext」推進でパートナー契約
- 提言(アルファTKG・高木社長): コロナ新時代のデジタル工場「デジタル5S」のススメ
- 連載:灯台: デジタル庁創設への期待と、5年前の「ロボット新戦略」の教訓
2面:新製品・サービス
- 光洋電子工業: ACサーボ市場に参入。100~750Wで「A3シリーズ」8機種を展開
- 安川電機: ACサーボモータ累積出荷台数2000万台を達成。Σシリーズ展開が奏功
- オプテックス・エフエー: 10月6日からオンラインで「センサの日フォーラム2020」を開催
- 三菱電機: フィリピンに「フィリピンFAセンター」を10月1日開設。サービス体制強化
- NECプラットフォームズ: エッジコンピューティングに最適なコンパクトボックス型コントローラ発売
- ファナック: DX活動の一環として音声解説付き動画を配信する技術情報サイトを開設
- シュナイダー × レノボ: サーバールーム不要、オフィスの隅でも運用可能なエッジ処理基盤を提供
- 連載:販売員心得: アナウンサーに学ぶコミュニケーション力。「変わらない」は鍛え不足の証
3面:技術・ソリューション
- 横河電機: 大規模プラント向けに「CENTUM VP」の統合生産制御機能を強化
- SUS: ネットワーク接続機能を備えた「SIOコントローラ」で手軽にラインDX化
- オリエンタルモーター: 垂直・平行移動を支える「ラック・ピニオンシステム」にDC電源タイプを追加
- ユーエイ: キャスターの回転で発電しIoT環境を構築する「スマートキャスター・システム」
- 日本モレックス: 独自の押し込みロック機構を備えたIP67規格対応の防水ケーブルアセンブリ
- 日本カイゼンプロジェクト: 合理的なモノの造り方。分担作業より「一回つかんだら離さない」
- 人事異動: 三菱電機、10月1日付の主要人事異動情報を掲載
4〜5面:サーボモータ特集
- 市場分析: 半導体製造装置やロボット向け需要が上昇基調。ネットワーク化も進展
- ユーザー調査: 選定条件の1位は「機能・性能」。2026年には「小型・軽量」への期待高
- 安川電機: データロギング機能を活用し、サーボをセンサとして活用するIoT化提案
- オムロン: 125μsの高速制御周期を実現した「ACサーボシステム 1Sシリーズ」
- CKD日機電装: 3.4N・m〜7500N・mまで対応。駆動を創り出すダイレクトドライブモータ
6面:IT・ロボット・カイゼン
- 寄稿: Pegasystems CTOが説く「混乱を見据えた将来へ持続可能なDXへの取り組み」
- 市場リポート: 産業用ロボット市場、2021年には強いV字回復へ。中国サプライヤーが伸長
- OnRobot: ロボットへのセッティングが数日で完了する、ワンパッケージ型ロボ用研磨ツール
- ニュートラル: 実機不要、PC上でロボット操作を再現できる教育ツール「ロボットオペレーションラーニング」
- 日本カイゼンプロジェクト: 改善の急所。繰り返しの作業にこそ知恵のレベルが現れる
7面:工場新設・増設、設備投資情報
- テクノフレックス: 生産効率向上に向け、主力拠点である新潟工場の隣接地に新工場を増設
- シミックCMO: 静岡事業所に「医薬品の連続生産設備」を導入。開発期間の短縮を目指す
- 横浜ゴム: インドの工業団地にオフハイウェイタイヤの新工場を建設。供給網を強化
- ポリプラスチックス: ドイツに医療機器向け環状オレフィン・コポリマー(COC)の新工場を建設
【オートメーション新聞 No.231】2020年9月30日発行は、下のボタンからダウンロードできます
ダウンロードリンクを送るメールアドレスをご入力ください