ダイヘンと古河電気工業、アルミと鋼板接合実現。レーザ・アークハイブリッド溶接システム共同開発

2019年12月11日

ダイヘンと古河電気工業は、従来は溶融接合が困難だったアルミニウム合金と亜鉛めっき鋼板の異材接合で、品質・信頼性が高い接合を実現するレーザ・アークハイブリッド溶接システムを共同開発した。

2020年1月からダイヘンを窓口として販売を開始する。

近年のEVの普及などにより、車体軽量化のため軽量素材の筆頭となるアルミと鋼板を高品質に接合できる溶接技術が求められているが、融点や熱伝導率といった材料特性の違いや、接合部に脆弱な金属間化合物が生成されることから、溶融溶接の適用は困難とされていた。

これらの課題を解決するため、アーク溶接にダイヘン独自のアルミ溶接用の電流波形制御技術と、精密な入熱制御が可能な古河電工のレーザ技術を組み合わせた独自の溶接・接合システムを製品化。アーク溶接をベースとした異材接合のため、既存の溶接ラインに使用されている設備を流用することができ、導入が容易。

他接合法に使用するリベットや接着剤などの接合方法と比べて工程時間が半減し、特殊な材料も不要のためランニングコストの低減も可能。