長崎県のハウステンボスにある「変なホテル」。チェックインやポーターのロボット化や、目覚まし時計やエアコンなど室内の設備をアシスタントロボットで制御でき、業務のほとんどをロボットが担う近未来型のホテルとして人気だ。

ロボットに囲まれる生活を体験できる面白いコンセプトで評判は上々のようだが、その一方で融通の効かなさ、生産性の悪さから、最近になってロボットをリストラして種類と台数を大きく減らしたというニュースが注目を集めている。

 

旅行サイトで宿泊者のレビューを見てみると、「ロボットが受付をしてくれるということで楽しみにしていたが、システムがわかりにくかった。期待しすぎたかも」「就寝時、電気を消そうと思ってアシスタントロボットに指示をしたが、言葉を認識せずに動かなかった」など。

また面白いところでは「夜中に急にチューリちゃんが『聞き取れませんでした、もう一度お願いします』って喋り出してビックリして飛び起きました。私のイビキに反応した模様。イビキをかく人は何回も起こされて寝不足になるホテルです」といった意見もあった。

こうしたロボットならではの不便さを楽しめる人はいいが、人と同等のホスピタリティを期待した人にはそのギャップでがっかり感が残ったようだ。

 

この結果を受け、「やはりロボットでは人間の業務は担えない」「人間は素晴らしい」というのは早計だ。導入したことで良い点悪い点が見え、その経験を積んだのは大きい。これが次に活かされてくるのだろう。

変なホテルのコンセプトは「変わり続けることを約束する」ことだそうだ。デジタル時代の先駆けとしてロボット導入を行った。これからに向けて、どんな変化を見せてくれるのかが楽しみだ。

ANSYS

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