アイシン精機(愛知県刈谷市)、アドヴィックス(愛知県刈谷市)、ジェイテクト(愛知県名古屋市)および、デンソー(愛知県刈谷市)は、8月27日、自動運転・車両運動制御等のための統合ECUソフトウェア開発の合弁会社設立に向けた検討を進めることに、合意しました。出資比率は、デンソー65％、アイシン25％、アドヴィックス5％、ジェイテクト5％です。
自動車業界では、「電動化」「自動運転」「コネクティッド」といった、100年に一度といわれる大変革時代の真っ只中にあります。自動運転・車両運動制御等の領域においては、誰もが、交通事故のない、安心・安全な移動を享受できるように、自動運転の普及が求められています。
自動運転の普及には、クルマの「走る・曲がる・止まる」に関わるセンサーやステアリング、ブレーキを、システムとしてより高度に連携するための統合ECUが必要になります。その統合ECUの制御ソフトウェアは大規模かつ複雑になっています。制御ソフトウェアの高度化と開発の加速に向け、アイシン、アドヴィックス、ジェイテクト、デンソーは、4社が持つ自動運転・車両運動制御等の領域の技術知見を結集した統合ECUソフト開発合弁会社の設立検討に合意しました。
合弁会社では、お客様である自動車メーカーのニーズに合わせた統合ECUの制御ソフトウェアを開発します。4社は、その強みである、センサーやステアリング、ブレーキといったハードウェアと統合ECUを組み合せることで、より高度な自動運転を実現し、お客様に提供していく構想です。
今後、4社で合弁会社の詳細を検討し、2019年3月の設立を目指します。4社の総力を結集し、安心・安全な移動の実現に貢献していきます。
出典：デンソー「アイシン、アドヴィックス、ジェイテクト、デンソー、自動運転の普及に向けた統合ECUソフト開発の合弁会社設立検討に合意」
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