【流通各社トップが語る2018】明治電機工業「世の中の変化に柔軟対応」

代表取締役社長 林正弘

昨今の製造業では、AIやIoT、スマートロボット、環境負荷低減などの技術革新により、ものづくりそのものが転換期を迎えようとしている。

特に、自動車業界においても、自動運転や電動化、マルチマテリアルといった新分野の研究開発が積極的に進められており、当社はそれらの変化に確実に対応していかなければならないと考えている。

そこで、昨年4月からスタートした第9次中期経営計画では、「次代に向けた経営基盤の強化」を基本方針とし、変化への対応を視野に入れて、現場力・エンジニアリング力の強化、グローバルビジネスの拡大、次代を見据えた商材の開発などに積極的に取り組み、世の中のスピードや変化に柔軟に対応できる組織・人づくりを目指していきたい。

海外展開については、4カ国(アメリカ・イギリス・中国・タイ)、10ロケーションで事業を行っている。お客様の生産拠点の海外シフトに伴い、当社でも日本と同レベルのサポートをしていくため、海外に進出している。海外での商品供給、現地調達化対応、エンジニアリングサポートを中心に、海外子会社と国内営業・技術部隊が連携し、内外一体となった国際ビジネスを今後も積極的に展開していきたい。

2018年3月期の第2四半期業績は、当社の主要な販売先である自動車および電気・電子・半導体関連企業向けを中心に、制御、実装機器などの販売が堅調に推移し、売上高は4期連続の増収、四半期純利益は3期ぶりの増益となった。

通期業績についても、売上高615億円、営業利益21億9000万円、経常利益23億5000万円、当期純利益16億1000万円の増収増益を必達目標として、全社員が総力をあげて取り組んでいきたい。

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