【流通各社トップが語る2018】サンワテクノス「多様な営業手法を展開」

代表取締役社長 田中裕之

当社を取り巻く環境は、人手不足や人件費高騰などによる工場の自動化投資、スマホはじめとした半導体需要増に伴う半導体・FPD製造装置の伸長、自動車の電子化・EV関連投資の拡大などを背景にエンジン全開で、スピードオーバーの状況である。

今年は次への飛躍に向けた多様性のある施策を進める。国内では、主要顧客を中心に顧客毎の専任チームをつくり、国内外の地域を横断しながらのきめ細かな個別サービスを提供して顧客満足度を高めていく。また、地域や業界で強い影響力を有する地域・業界密着型の顧客にも専任チームを設け、それぞれに根付いたサポートを行っていきたい。

さらに、海外では現在の拠点の機能充実をさせながら日本と同様のサービス提供に加え、現地のローカル企業との取引を拡大することも考え、現地社員をセールスパーソンにしながらそれぞれの地域事象に合わせた現地化を進めていく。

経営基盤の強化に向けて、IT投資を積極的に行って来ているが、営業支援システム(SFA)に続き、今年は社内情報システムの刷新が完了する。多様な働き方の実現も含めて活用していくことで、情報の共有化、スピードアップを実現していきたい。

現在第9次中期経営計画「Challenge 1500」の2年目であるが、今期の売上高は前年度比19.2%増の1390億円を見込んでいる。中計の売上目標は今年度で達成することになりそうだが、最終年度の利益目標なども達成できるように頑張っていく。今回の中計では、エンジニアリング事業と顧客の購買代行を行うグローバルサプライチェーンマネジメント事業を拡大する取り組みを進めているが、特にエンジニアリング事業は、事業としての付加価値を数値化しながら今後の方向性を明確化したい。

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