【各社トップが語る2018】GMIジャパン「防爆マルチプレクサ拡販」

代表取締役社長 田中健一

イタリアの防爆バリヤや安全リレーのメーカー、GMインターナショナル社の日本法人として営業を展開しているが、市場での認知度も年々上がってきている。

GMI社の本質安全防爆絶縁バリヤは、SIL3認定品がそろっており、自社でSILの計算と製品認定ができる高い技術力も持っている。日本の防爆検定取得品も増えてきており、輸出案件に加え、国内での使用も可能になっている。本質安全防爆絶縁バリヤについては国内でIDECを販売窓口にして拡販を行っているが、徐々に浸透してきており、売り上げが増えている。

今年は新製品として、本質安全防爆のマルチプレクサ「D2000シリーズ」で国内の防爆検定を取得し、販売を始める。温度の測定ポイント数が増えている中で、通信を有線で行うことへの信頼は高い。1つのシステムで最大256のアナログ入力と128のデジタル入力に対応でき、入力点数は最大7936点まで拡張できるのが大きな特徴。

配線も本安フィールドユニットとゲートウェイ間の最大4キロメートルまでを2本のケーブルで接続でき、冗長化(2重化)通信と通信ラインからの電力供給により、別途の電源配線も不要となっている。

一方、カレックスの国内防爆検定取得済の本質安全防爆形放射温度計「ExTemp」の拡販にも注力する。小型・軽量でコスト競争力も高く、しかもRS485やModbusなどの通信ネットワークにも対応できる。検出対象物によって高温タイプ(最大1000℃)など、豊富な機種をラインアップしており、本質安全防爆絶縁バリヤとの一体販売を進めていく。

また、エクストロニクスの本質安全防爆形タグリダーも販売したい。GPS機能を内蔵しており、タグも含めて提供を考えている。

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