安川電機 上肢リハビリ装置発売 意図する自動運動が容易

安川電機は、脳卒中などの脳血管疾患、整形疾患などによる上肢運動機能障害を持つ患者に対するリハビリテーション支援を目的とした上肢リハビリ装置「CoCoroe AR2(ココロエ・エーアールツー)」を9月25日から発売した。

同装置は、サーボ制御で患者の運動能力に合わせて腕の重量を適切に免荷するため、筋力の弱い患者でも容易に反復訓練が可能。また、運動と同期して動作時の筋肉に電気・振動刺激を与えることで、意図する自動運動をさらに容易にするほか、目標物や自身の上肢の動きを見ながら(視覚刺激)、目標到達を音で聞くことで(聴覚刺激)運動の確認ができる。

訓練は6つのパターンを選択可能で、訓練目標物のスイッチの配置を変更し、日常生活動作の向上に役立つ複数の上肢機能訓練パターンを患者に合わせた難易度で提供できる。さらに、シンプルな製品で取り扱いも簡単。表示器にはタッチパネルを採用しており、画面表示に従ってアイコンをタップするだけで設定ができる。

同社では2013年の開発から、国内医療機関でリハビリテーション現場からのさまざまなニーズを吸い上げながら臨床研究を行い、製品化に向けた同装置の改良を進めてきた。同装置は、日本国内において管理医療機器(クラスⅡ)/特定保守管理医療機器として医療機器認証を取得している。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG