サンセイテクノス 「『禮儀作法』で原点回帰」 浦野英幸代表取締役社長

サンセイテクノス 浦野 英幸代表取締役社長
サンセイテクノス 浦野 英幸代表取締役社長
当社は、長期ビジョンに基づくテーマ「顧客感動」を2005年に設定、以後毎年サブテーマを設定し、事業活動を行っている。

昨年はテーマを設定し10年目となることから、集大成として「報恩感謝」を掲げ、実践することができたと考えている。今年からは「顧客感動」を永続的なテーマに格上げし、常に上を目指す年としたい。

今年は06年のサブテーマ「禮儀作法」を原点に立ち返るという意味で再度掲げる。この10年間で社員が大幅に増えたこともあり、再度基本に立ち返って活動を進めていくという意味もある。もちろん2度目のテーマとして取り組む社員もいるが、同じテーマであっても10年前の自分と今の自分とでは考え方や求められる立場も違うため、一人ひとりが自分にとっての「禮儀作法」を考え、実践していく必要がある。営業など顧客と直接接する部門はもちろんのこと、総務、物流、人事などすべての部門で外部との接点は必ずあるため、「顧客感動」につなげられるよう、人間力の向上に努めていきたい。そもそも礼儀は「豊かな心を示す」行為であり、人間力の表出そのものである。そのことから、旧字体の「禮」をあえて使用している。

技術レベルの強化も継続して行う。インダストリー4.0に代表されるように、FAの製造設備に特化しているだけでは、顧客の要望に対応しきれない。情報処理の知識をはじめ、幅広い知識、資格を会得できる環境を整えていく。その意味でも、グループ会社のレックは相乗効果が大いに期待できる。

今年4月には経営を次世代にバトンタッチする予定だ。基本的な考え方はしっかり踏襲しながら時代の流れに柔軟に対応し、当面は並走しながら新しい時代につないでいきたい。

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