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GMIジャパン 本安防爆放射温度計「ExTempシリーズ」を発売 PC接続も容易

GMIジャパン(横浜市中区海岸通4-23、TEL045-228-9502、田中健一社長)は、本質安全防爆形放射温度計「ExTempシリーズ」の販売を開始した。

「ExTempシリーズ」は、日本の産業安全技術協会(TIIS)の防爆型式検定に合格(21097)しており、国内の危険場所ゾーン0、1、および2(特別危険箇所、第1類危険箇所、および第2類危険箇所)で使用できる。

本質安全防爆構造ながら、約475グラムと軽量で、サイズもΦ20ミリ、長さ150ミリと小型・コンパクトサイズのため、小さなスペースでも取り付け可能。

また、測定温度範囲はマイナス20℃~プラス1000℃と広いが、オプションのUSBアダプターと設定ソフトウエアを使用することで、パソコンから任意の測定範囲に変更が可能となっており、そのための配線は不要。

出力は2線式4-20mAとなっている。

同時に、同社の本質安全防爆絶縁バリアなどと組み合わせ使用が可能。

本体は過酷な環境でも使用できる316ステンレス容器を採用し、保護構造はIP65。本質安全防爆形放射温度計は、重量が7キロもある重い製品はあるが、このような小型・軽量な製品は少ない。価格も一般的な機種に比べ経済的となっており、爆発危険用途での採用が容易といえる。