アズビル 国内の工場・研究拠点再編 先進的な生産と開発環境実現

アズビルは、総額80億円を投資して、国内の工場、研究開発拠点の再編を加速させる。

具体的には、神奈川県にある二つの工場(湘南、伊勢原)の統廃合、グループ会社アズビル金門の2工場閉鎖、藤沢テクノセンター(神奈川県)の研究開発機能の強化など。

このうち、藤沢テクノセンターは、グループの研究開発リソースを集中させることで、開発シナジーを高める。新たな開発環境の導入と先進的な実験作業環境を整備し、「研究・開発活動の効率化」と「高度でより先進的な研究・開発の実現」を目指す。

同時にグループの省エネモデル事業所としてふさわしい最先端の技術を取り入れた「エネルギーマネジメントソリューションサイト」として、省エネソリューション提案のためのショールーム機能も併せ持った研究開発拠点とする。

今年度から着手し、新たな実験施設の建築も含め、2019年夏に完了予定。

また、工場再編では湘南に伊勢原を統合し1拠点化する。湘南には新たに建屋を建設し、伊勢原と藤沢テクノセンターからの生産ライン受け入れ、国内外での生産ラインの最適再配置を行う。

今年度から着手し、19年春に完了予定。

アズビル金門では、都市ガスメータ生産拠点5工場のうち、会津(福島)と唐津(佐賀県)を閉鎖し、白沢(福島)、白河(同)、和歌山の3工場に集約する。会津の生産は白沢と白河へ移管し、会津は今年11月末をもって操業を停止。唐津の生産も和歌山と白沢へ集約し、唐津は16年6月末で操業を停止する。

こうした施策で最終的に年間20億円の固定費低減を図る計画。

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