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日立 受変電制御機器・空気圧縮機事業を再編 日立産機に事業統合

日立製作所は、産業機器事業の強化・拡大を目的として、グループ内の受変電制御機器事業と空気圧縮機事業を再編し、2016年4月1日付で両事業を日立産機システムが承継すると発表した。

受変電制御機器事業は、これまで産業分野向けの高圧から低圧までのスイッチギヤや制御盤などの受配電機器を、日立の社内カンパニーであるインダストリアルプロダクツ社と日立パワーソリューションズで扱い、配電機器は日立産機システムで取り扱っていた。これを日立産機システムに統合することで競争力の向上を狙う。

具体的には、インダストリアルプロダクツ社の産業向け同事業の設計・製造・品質保証部門と、日立パワーソリューションズの設計・製造・品質保証・販売部門を、会社分割によって日立産機システムが承継する。

空気圧縮事業に関して、従来は大型をインダストリアルプロダクツ社が、中小型を日立産機システムが扱っていた。これを日立産機システムに統合することにより、大型から小型まで1社でフルラインアップできるようになる。

具体的には、日立インダストリアルプロダクツ社の大型空気圧縮機事業の設計・製造・品質保証・販売・アフターサービス部門を会社分割により日立産機システムが承継することになる。