ユニバーサルロボット 協働ロボットのワークショップ開催 小型・軽量アピール

解説するペザー氏
解説するペザー氏
協働ロボット大手のデンマーク・ユニバーサルロボットは6日、東京都港区のザ・リッツ・カールトン東京でテクニカルワークショップを開催。ユニバーサルロボットの特徴や他社ロボットとの違い、安全設計の詳細などを解説した。

アジア地域のテクニカルサポートエンジニアのアンドリュー・ペザー氏は「国際安全基準に適合し、協働型で人とロボット、ロボット同士の連動ができる。小型で、日本のように限りあるスペースを有効利用する地域に最適だ」とする。

ユニバーサルロボットは、軽量・コンパクト設計。安全に配慮した協働型で、ティーチングも簡単。各稼働部はモジュール設計でメンテナンスや交換の手間が少なく、少量生産の中小企業に適したロボットとして世界で急速に台数を伸ばしている。

可搬重量5キロ、10キロの2モデルに、今年、新製品として3キロの「UR3」が加わった。

「どのモデルも他の産業用ロボットに比べて小さい。従来のロボットはロボット中心にラインを作らなければならなかったが、ユニバーサルロボットは小型で軽いので、使い終わったらどこのラインにも持っていき、すぐに使い始めることができる」(ペザー氏)。

国際安全基準に適合した安全設計。稼働方向や範囲、スピードの制限、安全境界の設定など、細かな設定が可能。コントロールボックスには安全PLCを内蔵し、ライトカーテンなど他の安全機器と連携して高度の安全を確保できる。

またフォースやトルク制御を搭載し、物体に接触するまで移動しての位置検知が可能。

ティーチングプログラムは日本語など20カ国語に対応。本体とティーチングペンダント、コントロールボックスのセットでの提供となる。

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