灯台

感染力の高さから西アフリカを中心に感染者が広がっているエボラ出血熱は、死者が4000人を超え、依然衰えを見せていない。まだ有効な治療方法や特効薬が見つかっていないこともあり、世界を恐怖に陥れている。しかし、治療の効果が高いとして富士フイルムの子会社から発売されている抗インフルエンザ薬「アビガン」が注目を集めている▼富士フイルムが薬品?と思ってしまうが、同社の売り上げ構成は、フィルムを使わないデジタルカメラが主流になっていることもあり、現在ではフィルムやカメラ以外の売り上げ比率が高くなっている。薬品だけでなく、化粧品や高機能材料なども手掛け、その領域は宇宙までも広げようとしている。見事な事業シフトと言える▼変わろうとしない企業は生き残れないと言われる。300年以上続く老舗でも、その事業内容が創業当時と同じところは少なく、その時々に合わせて変化し、生き残って来ている。FA業界も市場構造や製品、ニーズは変化してきており、十年一日のような取り組みでは取り残されてしまう。もう一段高い視点からの市場分析が必要になってくる。FA(ファクトリーオートメーション)だけではなく、FA(フィールドオートメーション)に領域を広げた取り組みが重要だろう。

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