ライト電業 環境システム事業を促進 パナとの連携強化東南アにも営業処点

中四国地区の大手制御機器商社、ライト電業(岡山市南区当新田67―1、TEL086―243―3844、岡本典久社長)は、国内で環境事業の推進と九州地区の営業強化、海外では中国の営業網拡大と、東南アジア地区で新しい営業拠点の開設を目指す。

同社は、岡山を中心に中四国、九州など西日本エリアを点でなく面でカバーする独自の営業網を構築している。技術面では、40人を超える技術スタッフを擁するほか、メカニックを担当する設計者もそろえており、制御技術とソリューション提供から、機械・装置の設計業務まで幅広く事業展開を行っている。

これまで、FAを中心とする制御分野、MES(製造実行システム)を中心とする情報分野、装置計装からプラント計装まで幅広く対応する計装分野に注力してきたが、最近では、環境システム事業に注力しており、昨年環境事業部を新設した。

環境事業部では、エネルギーの見える化、EMS、太陽光発電、水質改善事業などに取り組んでいるほか、環境に関わる様々なテーマに積極的に取り組めるよう、オープンな体制で臨んでいる。

中でもパナソニックとは、ビジネスパートナーとして関係を強化している。パナソニックは官庁系やインフラ系に強いルートを持つことから、従来とは異なった分野での新規顧客開拓や、効果的な情報収集などで成果が上がっている。

また、営業強化に向けて、すでに北九州(福岡)と、大分に営業所を開設しているが、今後、同地区での新規顧客開拓に注力するため、これまで2つの営業所を中心とした点の営業活動から、メーカーの協力を得ながら面への営業展開に移行していく。

海外でも、すでに中国の上海、天津、大連、蘇州の4拠点を設置し、営業活動を活発化させている。今後は、東南アジア地域全体にも営業エリアを拡大する方針で、インドネシア、タイ、ベトナムなどを候補に検討している。

岡本社長は「当社は、やり甲斐のある仕事、働き甲斐のある会社を目指している。このためには事業の拡大が最大のテーマと捉えており、今後も国内での事業拡大と、海外での営業網拡大を実行に移していきたい」と語っている。

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