速度応答周波数3.1kHz ACサーボドライブ 安川が新シリーズ 統合マシンコントロールも

安川電機は、ACサーボドライブの新シリーズ「Σ―7シリーズ」と、統合マシンコントローラ「MP3300」を21日から販売開始する。いずれも価格はオープンで、Σ―7シリーズは、2014年度年間で8万台、MP3300は同月産300台の販売を計画している。
Σ―7シリーズは、現行の「Σ―Ⅴ(ファイブ)シリーズ」の後継機として7年ぶりにリニューアルしたもの。「e―motional

Solution」のコンセプトのもと、”装置性能””使いやすさ””環境性能””安心””サポート””ラインアップ””互換性”の7つにポイント置いて開発した。

速度応答周波数は3・1kHzと世界最高を実現するとともに、振動抑制機能などをさらに進化させており、Σ―Ⅴで好評を得ていた調整レス機能をさらに進化させながら安定性が約2倍に向上し、ゲインの調整なしで発振せずに俊敏に動かせるとともに、装置内のサーボエネルギーを有効活用して、2軸アンプやDCバスの接続による複数軸間での回生エネルギーの活用などにより大幅な省エネ化も実現している。

しかも、機能安全規格で国内初となるIEC61508安全度水準SIL3にも対応している。

また、モータの体積は、Σ―Ⅴ比80%の世界最小レベルの小型化を図りながら、業界最高分解能の24ピットエンコーダなどの搭載で装置のさらなる高タクト化・高スループット化を実現している。

そのほか、設置環境仕様も大幅拡大し、これまで使用できなかった標高2000メートルや周囲温度60℃など過酷な環境でも使用可能な安心設計、製品に付けた2次元バーコードを専用のスマートフォンアプリ「SigmaTouch!」で読み取ることで、マニュアルやトラブルシュート情報を表示するなど装置のダウンタイム短縮、BTO(Built

To

Order)サービスを新たに開始―などの特徴を持つ。

一方、MP3300は、同社のMP2000シリーズの上位機種として、サイズ、コストを継承しながら、演算およびアプリケーション処理の高速/高精度化、およびプログラム容量を拡大した。

また、オープンモーションネットワークMECHATROLINK―Ⅲを標準搭載し、サーボ、インバータなどのMECHATROLINK―Ⅲ対応機器と高速な同期通信ができ、ユーザの装置性能の向上に貢献する。
代表電話番号変更

フエニックス・コンタクト

フエニックス・コンタクト(横浜市港北区新横浜1―7―9、TEL045―471―0093、青木良行社長)は、11月1日から代表電話番号を045―471―0093に変更した。従来の045―471―0030は、横浜支店の電話番号になった。

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