新たな世界のものづくり産業を勝ち抜く構造改革「Made in ASIA」 最先端部品/機器開発日本には技術的優位性 円高対応、競争力強化が喫緊の課題 量産部品はアジアメーカー日本は高付加価値製本を生産

2012年10月31日

2011年、日本のものづくり産業は円高、原料価格の高騰、東日本大震災、欧州債務危機、タイの大洪水など多くの危機に直面した。そして、この危機への対応を懸命に行った結果、直面する危機への対策だけでなく、新たな世界のものづくり産業を取り巻く構造変化への適応をも併せ持つ取り組みになりつつある。 ものづくり産業を取り巻く世界経済状況 2012年の世界経済は、米国景気の本格回復が世界経済をけん引しながらも、新興国の存在感がますます高まり、3%台後半の緩やかな成長が見込まれている。 日本は、長期的にみれば若干ではあるがプラス成長の見込みである。米国は成長を抑制してきた債務調整にめどがつき、景気回復の動きが定…