接続機器大手の東洋技研は、電線を外さずに制御盤同士の接続や交換を可能にしたネジアップ式２ピース端子台「ＡＴＸ―１０」を発売したが、面倒な配線作業が省略でき時間短縮を図れるため好評である。
ネジアップ式２ピース端子台ＡＴＸ―１０は、電線を接続したまま端子部を取り付け／取り外すことで、制御盤同士の現地での接続や制御盤の交換、置き換えが簡単にできるユニークな端子台である。
独自のプレートを使用することで現場での誤配線を未然に防止できるため、安全確実に素早く制御盤をつなげられる。
現場での作業は下段端子台に誤挿入防止プレートを挿入して切断、次に対になっている上部端子台の突起をニッパーで切断するだけである。
正しい組み合わせでなければ端子台は挿入できないので、確実に接続できる。
定格電圧６００Ｖ、定格電流16Ａ。適合電線は２平方ミリ、端子ネジＭ３・５。極数は２Ｐ～20Ｐまで各種。
ＤＩＮ35ミリレール取り付けタイプ、ＲｏＨＳ指令対応。
（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｔｏｇｉ．ｃｏ．ｊｐ）