デジタルの和田元相談役と清水相談役レジオン・ドヌール勲章を受章 表示器の開発通し日仏経済・産業の発展に貢献

大手表示機器メーカー、デジタル(大阪市住之江区南港東8―2―52、〓06―6613―1101、安村義彦社長)の創設者である和田恵三氏(同社元相談役)と、清水正氏(同社相談役)がこのほど、フランス政府から「レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ」を受章した。

デジタルは1972年に両氏らが創設し、88年に世界初の産業用タッチパネル付き表示器を開発し販売を開始した。02年には仏・シュナイダーエレクトリックと資本提携し、グローバルマーケットへの展開を強化している。

シュナイダーエレクトリックはこの提携で、電子機器、ソフトウェア、通信分野において、最も革新的な市場のひとつであるタッチパネル付き表示器の分野で世界的なリーダーシップを獲得することになった。

さらに、世界市場への輸出割合が65%以上を占める日本の産業機械メーカーとの取引も可能になり、現在ではデジタルを含む日本のシュナイダーグループは、シュナイダーグループ全体売り上げで、米国、中国などに次いで5番目の実績を残している。

シュナイダーエレクトリックは現在、大阪商工会議所と近畿経済産業局が進めている、関西の電子・エネルギー技術産業を世界にアピールし国際的な企業連携を支援するGCP(グローバル・コネクト・プログラム)に参画している。

GCPは、15年度までに計20件の海外企業と近畿の中小企業のビジネスマッチングを目指しており、シュナイダーエレクトリックは、関西のオンリーワン企業に提案するグローバル企業として活躍している。

GCP発足以前にこのような大きなビジネスマッチングが成功したことは、ものづくり日本、ものづくり関西の大きな成果であるといえる。

今回の両者の受章は、こうした日仏両国間の経済・産業の発展に対する功績を称え、叙勲が決定したもの。

この勲章は、1802年にナポレオン・ボナパルトが創設したフランス最高の勲章。軍事・文化・科学・産業・商業などで同国に多大な貢献をした人物や団体に授与される。シュヴァリエ、オフィシエ、コマンドゥールの3つの等級があり、その上にグラントフィシエ、グランクロワが存在する。

現在までに約1500人の外国籍の叙勲者があり、そのうちの1割の約150が日本人で、産業界では堀場厚氏(堀場製作所会長兼社長)や豊田章一郎氏(トヨタ自動車名誉会長)らが受章している。

なお、授賞式は12月1日大阪市北区のザ・リッツ・カールトン大阪で、駐日フランス大使、大阪市長などを来賓に迎え、シュナイダーエレクトリックのアンリ・ラックマン監査役会会長、およびセルジュ・ゴールデンベルグ日本統括代表らが出席し行われる。

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