タムラセーフティシステムズ耐衝撃性IK08、高気密防塵構造IP65を実現PC製制御箱「CABシリーズ」発売

各種産業用制御ボックスを取り扱うタムラセーフティシステムズ(大阪市中央区南船場4―2―18、Tel06―6251―1940、田村邦夫社長)は、耐衝撃性に優れ、かつ弾性強度が高く変形しにくいポリカーボネイト(PC)製制御箱「CABシリーズ」=写真=を好評発売中である。

CABシリーズは、フィンランドの制御箱メーカーFIBOX社製で、制御箱などエンクロージャによる保護等級IEC62208のIKコード07~10を満たすとともに、IEC60529のIPコード65の保護等級も満たしており、万全の耐衝撃性と高気密防塵構造を実現している。

制御装置は、固形物及び液体の侵入に対して保護しなければならず、制御機器のエンクロージャは少なくともIP22の保護等級を確保しなければならない。また、エンクロージャが衝撃を受けて凹んだ場合、IPコード試験の適合は無効となり、IKコードの要求を満たした後に、IPコードの要求を満たさなければならない。

一般に金属製のエンクロージャは強度が強く割れないが、凹んだ場合、液体などの浸入物を防ぐことができず、接触不良や漏電事故の原因となる。

一方、PCは防弾ガラスや安全ヘルメットに用いられるように弾性強度が高く変形しにくい。これによりPC製エンクロージャは対強度に優れ、なおかつ凹まないので、液体の浸入を防ぐほか、火山噴火による火山灰や地震による変形や埃、さらに台風による塩害などの被害を防ぐことができる高気密防塵構造である。

CABシリーズは、2jouleの衝撃(500グラム×20センチ)を防御するIK07から、20jouleの衝撃(5キログラム×40センチ)を防御するIKの最上クラスであるIK10に対応する。さらにIP65の防水構造で、こうした自然災害などにも対応する。また、同社では同シリーズで500種類以上の品種を備えており、様々な用途に対応できる体制を採っている。

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