【各社トップが語る2020】東洋電機「働き甲斐ある職場づくり」松尾昇光 代表取締役 社長執行役員

東洋電機 松尾昇光 代表取締役 社長執行役員   昨年の日本経済は緩やかな回復基調が継続した一方、米中貿易摩擦の長期化や中国経済の減速などを受け、製造業では景況感は悪化した。 2020年3月期の連結売上高は前期比0.6%増の90億8400万円、営業利益は同172.8%増の2億1500万円、純利益は同43.9%増の1億9200万円の増収増益を予定。国内外の成長市場、新規のお客様の発掘による売上拡大や、売上総利益を意識した経営戦略による利益確保に注力。上期は前年同期に比べ増収となり、利益面では前年同期の赤字から黒字転換となった。 製品別では、防災対応やIT関連の大量のデータ保存の需要が拡…


【各社トップが語る2020】ジック「幅広い分野に新製品投入」松下実 代表取締役社長

ジック 松下実 代表取締役社長   2019年12月期は売り上げが前年比で20%増の60億円と過去最高を更新した。物流システム向けの販売がネット販売の増加などで自動化投資が拡大、約5割増と大きく伸長。また、PAでは船舶排ガスの新規制が20年から始まるのを前に、SOxモニタリングができる排ガス検知装置の販売が飛躍的に増えている。FAは景気の影響は受けたものの微減である。 20年12月期も2桁の売り上げ増を計画している。今後も年率15%の伸長を目指し、5年以内に売上高120億円を達成したい。 今年はタイヤの品質検査システムやロボット向けビジョンシステムが大手ユーザーでの採用が決まっている…


【各社トップが語る2020】マコメ研究所「創業50周年へ開発加速」沖村文彦 代表取締役社長

マコメ研究所 沖村文彦 代表取締役社長   第49期になる2019年11月期は、前半は計画通りに推移していたが、後半停滞し、微増収で終った。全体売り上げの30%を占めるAGV向けガイドセンサが下支えとなり、工作機械向けの変位センサや磁気センサも大きな落ち込みが見られず堅調に推移した。またモータスポーツ用各種センサも多くの注文を頂き売り上げに大きく貢献した。 20年11月期は、取り巻く景気が厳しいこともあり今期並みの売り上げを見込んでいる。AGVや工作機械向けの販売は、市場の動きより上を見込めるのではないかと思う。また、物流機器向けや食品加工向けエンコーダも期待できる。モータスポーツ向…


【2020年年頭所感】日本食品機械工業会「食生活の安定的向上へ寄与」海内栄一 会長

日本食品機械工業会 海内栄一 会長   皆様明けましておめでとうございます。令和2年(2020年)の新春を迎え、心からお慶び申し上げます。 さて、昨年は大型の台風15号、19号が相次いで上陸し、数十年に一度と言われるほどの豪雨が各所で降り、河川は氾濫、多数の方々が被災され尊い命が失われました。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに被災された方々にお見舞いと一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。 昨年の国内景気については、大手企業を中心に企業収益は堅調に推移し、労働力不足を背景とした合理化・省力化に向けた設備投資は堅調で個人消費も緩やかな回復を見せ始めましたが、昨年1…


【各社トップが語る2020】北陽電機「盤石な礎を築く1年」尾崎仁志 代表取締役社長

北陽電機 尾崎仁志 代表取締役社長   2020年3月期の業績は売り上げ17%減、営業利益25%減の見込み。好調だった前年度の反動で、お客様の在庫過多が発生し、第1四半期に注文が激減したことが大きな要因。また、半導体市場の悪化やアジア圏の落ち込みの影響もあった。下期からは半導体製造搬送設備が活発化し、月平均売り上げが昨年並みに伸長しており、今後の需要も見込まれる。 製品としては測域センサや光データ伝送装置が好調。測域センサ「URMシリーズ」を搬送やロボット等の主力業界を中心に、屋外環境用途の市場開拓と売上増も進行している。来期にはハイスペック仕様の「UGMシリーズ」を発売し、さらなる…


【各社トップが語る2020】IMV「振動センサで予知保全実現」小嶋淳平 代表取締役社長

IMV 小嶋淳平 代表取締役社長   IMVは創業以来60年余り、一貫して振動試験装置分野のパイオニア企業として社業を伸ばしてきた。いわゆる試験用の加振装置の専門メーカーとして、自動車、鉄道車両、航空宇宙といった大きなものから、電子業界における検査・試験用の加振器といった小さなものまで、「加振」という分野においては多くの製品を取りそろえ、日本では70%の市場シェアを、そして世界でも約30%のシェアをいただいている。 加振器・装置の専門メーカーである当社は「測振」、つまり振動を測るという分野でも約40年の歴史を有し、振動計測機器も製造販売しているが、主に検査および品質管理用の計測機器で…


【各社トップが語る2020】オプテックス・エフエー「取引社数増加を目指す」中島達也 代表取締役社長

オプテックス・エフエー 中島達也 代表取締役社長   2019年12月期の売り上げは、米中貿易摩擦の長期化を発端とする景況感の悪化により苦戦した。このため、中期経営計画の売り上げ目標を変更し、22年度に100億円越えを目指していくことにしている。 売り上げ減の大きな要因は欧州市場で、特にドイツの自動車産業の不振が大きく影響し、OEM販売が大幅に減少した。中国向けも米中貿易戦争の影響を大きく受けたが、米国向けは横ばいで推移している。米の販売店は専売1社の状況から14社増え15社になった。 国内のセンサ事業とシステム事業は、併せて前年比ほぼ横ばいと堅調であった。19年1月から加わった東京…


【各社トップが語る2020】ジェルシステム「新領域の新製品に期待」安井雄司 取締役営業部長

ジェルシステム 安井雄司 取締役営業部長   第48期にあたる2020年4月期の売り上げは、前年度実績に近づけられるように現在、懸命な営業活動を展開している。前年度は受注増により過去最高の売り上げとなり、利益も増益で終ったが、今期は昨年末頃から受注が減少し、主力の顧客である半導体製造装置関係の需要も停滞していることで、上期は前年同期比約10%減となっている。 19年8~9月頃から半導体製造装置関連での回復の動きが聞かれるようになっており、また特機の案件も売り上げが伸びていることから、今後の動向に注視しているところだ。 現在、売り上げの10%弱を占める海外販売を強化するために、販売代理…


【2020年年頭所感】日本包装機械工業会「これまで以上の国際化戦略」大森利夫 会長

日本包装機械工業会 大森利夫 会長   新年を迎えるにあたり、謹んでごあいさつを申し上げます。 皆さまには、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。 さて、昨年のわが国経済は、政府による経済対策など政策効果もあり穏やかな景気の回復基調が続いておりますが、米中貿易摩擦に代表される通商問題の緊張、中国経済の先行き、英国のEU離脱の行方等、海外経済の動向により今後の世界経済への影響が懸念されています。 政府においては、産業界のニーズも踏まえた労働環境の整備、地域経済の基盤強化に取り組んでいただくと同時に経済の好循環のさらなる拡大に向けた施策の充実を期待しております。 平成30年度の…


【各社トップが語る2020】中央電子「60年の歴史で社会貢献」松井達之 代表取締役社長

中央電子 松井達之 代表取締役社長   2020年3月期の売り上げは、当初から半導体関連の需要見通しが厳しいと見て、前年度実績を下回る慎重な計画を立てた。現在のところその計画通り推移しており、少し上振れ傾向である。まだ回復時期は特定できないが、半導体需要の増加に備えて工場の生産革新や品質向上に向けた取り組みを進めている。 そのひとつとして、プリント基板用の画像検査装置を導入し成果が出始めている。昨年10月に開催した恒例の「CECプライベート展」は今回も盛況で、前回より10%増の140社から約550人が来場した。お客様には直接お取引をしている大手メーカー様の経営層の来場も多く、当社をよ…