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【提言】IoTの泣き所『1マイル通信』やっと実現したIoT無線通信技術【LPWA】〜日本の製造業再起動に向けて(28)

IoT(モノのインターネット)という言葉は、今世紀最大のバズワードとして全世界に定着した。IoT時代の到来で、『スマートシティー』『スマート工場』に始まり『スマートハウス』や『スマート家電』など、何でもかんでも『スマート』が大流行である。 生活の中でも、『盗難対策で、自分の自転車をIoTで監視したい』とか、『おじいちゃんのお元気を常に知りたい』『ペットが迷子になったらすぐ探したい』など数多くの現実的な要望が生まれている。しかし、インターネットに接続された『IoT自転車・IoTおじいちゃん・IoTペット』は普及していない。何故であろうか? 意外なことに、従来の無線通信技術がIoTとの調和が悪く、…


JEMA 製造業変革へ提言「FBM」具体例を考察

日本電機工業会(JEMA)は、2030年に向けたIoTによる製造業の変革への提言書をまとめた。提言書では市場環境に合わせて製造プロセスを組み替えてフレキシブルにビジネス環境を構築する「FBM」(フレキシブル・ビジネス・アンド・マニュファクチャリング)の考えをもとに、「FBMアーキテクチャ」「制御盤2030」「製造業のサービス化」の3つの観点から今後の取り組み方法と課題を挙げている。 JEMAでは、昨年5月に「2015年版製造業2030」をまとめ、IoTによる製造業の革新に対して、電機業界を含めた製造業全体に対しの将来像を示した。このほどまとめた「2016年版製造業2030」は、昨年提言したFB…


【提言】2017 CeBITからの発信 『デジタルトランスフォーメーションの衝撃』〜日本の製造業再起動に向けて(27)

皆さんは、『デジタルトランスフォーメーション(DX)』という言葉をご存知だろうか? DXとは、『人工知能など最新技術が活用できる企業』への脱皮を目的とするキーワードであり、クラウドシステムなどを活用したデジタル改革のことである。 中小製造業・町工場の経営者30人に質問した結果、DXを『全く知らない』との回答が、30人中23人にも及び、『聞いたことがある』との回答は9人と少数派であった。DXを理解し、実行に及んでいる経営者は、30人中たった2人である。 日本ではあまり馴染みのないDXであるが、欧米は勿論のこと、アジアでも広範囲に浸透していることは日本の経営者への警告の一つでもある。 先般、ドイツ…


日立ソリューションズ 製造業の生産効率向上 ソリューション提供開始

日立ソリューションズ(東京都品川区)は、加工・組立製造業向けに、OEE(総合設備効率)を評価指標として、製造業の生産効率向上を実現するソリューションを、5月10日から提供開始した。 同ソリューションはM2Mソリューション「M2M組込み基盤スイート」を活用し、複数の工場の設備や機器の稼働データを効率的に収集し、一括管理する。また、「OEE分析・改善サービス」を活用することで、OEEを評価指標に継続的なデータの可視化と分析を行うことが可能になり、企業はPDCAサイクルを回すことで製造ラインの継続的な改善を行うことができる。 「OEE分析・改善サービス」では、OEE値とその構成要素である稼働率、性能…


富士通「COLMINA」 製造業デジタル化基盤 「オープンでつながる」実現

富士通は、日本の製造業における競争力強化を支援するサービスおよび設計から製造、保守までものづくりのあらゆる情報をつなげるプラットフォームをものづくりデジタルプレイス「COLMINA(コルミナ)」として体系化し、その構成要素であるサービス(アプリケーション)とエッジ、プラットフォームと、それらを含めたソリューションの販売を開始し、2020年度に関連ビジネスで2000億円を目指す。 コルミナは、30年以上にわたって同社が提供してきた製造業向けソリューションやサービスに加え、設計から製造、保守までの現場にあるあらゆる情報をつなげるものづくり基盤。サービスとプラットフォーム、エッジの3つの要素で構成さ…


シーメンス、ジェイテクトと製造業デジタル化で協力

シーメンスは、ジェイテクトと製造業のデジタル化領域で協力を開始した。4月からシーメンスが日本でも提供を開始したクラウドベースのオープンIoTオペレーションシステム「MindSphere(マインドスフィア)」を手始めに、統合生産ラインビルダーを目指すジェイテクトを全面的に支援する。 同システムは、アプリケーションを開発するための、コスト効率が高いスケーラブルなクラウドプラットフォームを、PaaS(インターネット経由のプラットフォームサービス)で提供するもので、IoTのためのオープンオペレーティングシステムとして設計されており、大量の生産データを記録・分析することで工場の効率を改善することができる…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望 (8)

95%以上の若手技術者に不足している最重要スキル 文章を書くのが苦手 若手技術者に欠けている最重要スキルといったら何でしょうか。仕事を進めるうえでの専門知識でしょうか? チーム連携プレイに重要な、“報・連・相”に基づいたコミュニケーション能力でしょうか? 仕事に対する積極的な取り組み姿勢でしょうか? それとも、最近技術者にも頻繁に要求される顧客目線でしょうか? 実はどれも正解です。が、上述した3点の基礎となっている最重要のベーススキルがあります。そして、このベーススキルは常に製造業の技術者は軽視、もしくはスキルの存在にさえ気が付かない場合もあります。 この極めて重要なスキルというのは、「文章作…


FA特別寄稿 CeBITから見える 日本の製造業の取り組みと課題 株式会社 アルファTKG 代表取締役社長 高木 俊郎

『CeBIT 2017』にかけた日本の意気込み ドイツ・ハノーバーで、3月20日から5日間に渡って ビッグデータ、クラウド、セキュリティーなど、世間を騒がす新技術のITビジネスに特化した世界最大の商談展示会『CeBIT 2017』(セビット/ 国際情報通信技術見本市)が開催された。今回のCeBITは、日本がパートナーカントリーであり、『Japan』の文字が、会場内のみならずハノーバーの街中でも目立ち、世界中から訪れた20万人を超える来場客の目にも『Japan』が強く意識付けられたと思われる。日本は、経済産業省や総務省、JETRO(日本貿易振興機構)はじめ、産業界でも各社の力の入れ方は半端ではな…


【提言】日本発『ソサエティー5.0』を世界発信〜 『インダストリー4.0』を切り捨て御免【CeBIT 2017】〜日本の製造業 再起動に向けて(26)

IoT、ビッグデータ、クラウド、セキュリティーなど、世間を騒がす新技術のITビジネスに特化した世界最大の商談展示会『CeBIT 2017』(セビット/国際情報通信技術見本市)が閉幕した。 日本がパートナーカントリーとなった今年のCeBITは、日本にとって特別な見本市であった。開催日前夜には、安倍首相が駆けつけ、メルケル首相とともに2000人のVIP参加者の前でスピーチを行った。安倍首相のスピーチは力強く自信に溢れていた。冒頭『マシーンに新たな定義が必要になった』とのコメントから始まり、『製造業は問題を解くインダストリーに変わる』と提言したオープンな国際協調と、『つながる』重要性を信条とし、イノ…


製造業・世界と戦う担い手づくり エキスパート待望(7)

若手技術者は本当にチャレンジ精神がないのか(後編) 学歴・学位より成果重視を 企業の人事担当者や経営者の方、もしくは中堅以上の技術者の方々が「若手技術者は本当にチャレンジ精神がない」と感じてしまうのは、いくつかの根本原因が考えられます。 以下に主な可能性を列挙します。 1.何かをやりたいと手を上げたことに対し、やらせてみようという風土がない 2.チャレンジ精神を持つ若手技術者の見本となる技術者が中堅以上でいない 3.書類選考による、学歴や学位を重視しすぎている 4.組織体制やスローガンが頻繁に変わっている 5.若手が上層部に物言える体制がない 前回に引き続き、これらがなぜ若手技術者のチャレンジ…