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最新技術動向を語る 第4次産業革命(4) 伊本 貴士

LoRaの衝撃 今、無線通信の世界においては、LPWA(Low Power Wide Area)と呼ばれる長距離無線ネットワークが流行しています。 LPWAとは、省電力で通信可能な長距離無線規格の総称で、まさにIoT時代の無線方式と言えます。 中でも最も注目を集めている無線規格がLoRa Allianceが提唱するLoRaです。 LoRaは最大伝送速度は約250Kbpsと高速ではありませんが、最大通信距離は10キロメートルと非常に長い距離を通信可能です。 実際にLoRaは、さまざまな場面で利用されはじめています。 例えば畜産業において牛につけると牧場のどこへ移動してもリアルタイムに体温などのデ…


最新技術動向を語る 第4次産業革命(3) 伊本 貴士

エッジが必要な理由 これまでのデータは、全てインターネット上(クラウドネットワーク上)に存在する高性能のサーバに集められ分析をするというのが一般的でした。 一方、最近流行になりつつあるエッジコンピューティングという考え方は、データをインターネット上にあるサーバに送るのではなく、エッジと呼ばれる現場(例えば工場の中など)に存在する高性能コンピュータに送ってデータ分析を行うという考え方です。 時代錯誤のように思えるかもしれませんが、IoTの世界においてはデータ分析した結果を迅速に行い制御に用いるという「迅速性」が重要になります。 例えば、自動車の運転アシストなどを考えた場合、制御がインターネット接…


最新技術動向を語る 第4次産業革命(2) 伊本 貴士

人工知能とデータ価値 今話題の人工知能とは何なのでしょうか? 言うまでもなく、人工知能はソフトウェアプログラムです。 通常のソフトウェアは人間がプログラムをした通りにしか動きません。 一方、人工知能は「学習」という行動を通して、動きを柔軟に変えますので、どのように動くか決めるのは人工知能です。 そして、徐々に精度を上げていき、やがて優秀な判断をするプログラムへと変貌します。 つまり、人工知能は多くの間違いを通して反省するのです。 また人工知能はソフトウェアですから計算が得意です。 人間では難しい、何十種類もある大量のデータから、どのデータが目的に合っていて、それぞれどう影響し合っているかという…


最新技術動向を語る 第4次産業革命(1) 伊本 貴士

産業界は混沌へ再突入 コンピュータ・インターネットが主役の第3次産業革命を思い出すと、それがいつから始まったのかよくわかりません。 そして気がつくとインターネットが中心の世界になり、グーグル、マイクロソフト、アップル、フェイスブックのような巨大企業が生まれました。 これらの企業は、80年代から2000年の初めにかけて、コンピュータやインターネットという技術革新の中、いち早く新しい技術に取り組んだ結果大きな成果を挙げたのです。 世の中は、第四次産業革命時代に入ろうとしています。そのきっかけを作ったのがIoT・ロボット・人工知能。 産業革命時代に突入すれば、企業の規模や業界などに意味はなくなり新し…


産業用ネットワーク Ethernet 主流に ワイヤレス動向も注視

インダストリー4.0やIoTなどへの取り組みがグローバルで進む中で産業用ネットワークを取り巻く環境は激変しているが、スウェーデンの独立系サプライヤーで、産業用通信やIoT向け製品・サービスを展開するHMSインダストリアルネットワークス社は、「産業用ネットワーク市場シェア動向 2017」をまとめた。これによると、16年は産業用Ethernetの採用が15年からさらに8ポイント増加して46%と50%近くに成長している。また、ワイヤレス通信が2ポイント増の6%となり、堅調な拡大をみせている。産業ネットワークの各団体が囲み込み戦略から、それぞれのネットワークの特徴を生かしながら、より多くの産業用ネット…


トレンドマイクロ IoT・スマートファクトリー 2017年 脅威動向予測レポート

DDoS攻撃が増加 IoTデバイスを悪用 トレンドマイクロは、2017年の国内外における脅威動向を予測したレポート「2017年セキュリティ脅威予測」を公開した。 17年には「IoTデバイスを悪用したDDoS攻撃が多数発生し、産業用IoTシステムも標的になる」と警告。アメリカでは16年10月から、パスワードがデフォルト設定のままや、システム上の脆弱性が残るなどセキュリティ対策が不十分なIoTデバイスを乗っ取って行われた大規模な分散型サービス拒否(DDoS)攻撃による被害が報道されている。 こうしたIoTデバイスに対するセキュリティ対策は事業者側の対応が伴うため、17年内に大幅に対策が進む可能性は…


温度調節器(計)の製品動向 表示素子高輝度化など進展

ネットワークへの対応強化 温度調節器(計)の製品動向としては、小型軽量化、視認性や操作性の向上、ネットワーク化対応などがポイントになっている。 外形寸法は、DINサイズの96ミリ角から、48×24ミリまで各種あるが、搭載機器・装置の小型化傾向に合わせて、さらなる小型・薄型化傾向が強まっている。特に薄型化については、最近は60ミリ前後の製品も増えており、機器の省スペース化につながっている。 視認性では、文字が遠くからでもハッキリ確認できるように10ミリ前後の大型化傾向が目立つ。文字色も赤、緑、白など各社が独自の特色を打ち出している。 表示素子はLED表示が多く、高輝度LEDバックライトによる鮮明…


ARCアドバイザリ・グループ、オートメーション新聞など協賛「第18回ARC東京フォーラム2016」 開催 IoT動向で高い関心

ARCアドバイザリ・グループ主催、オートメーション新聞など協賛の「第18回ARC東京フォーラム2016」が、東京・両国のKFCホールで12日開催され、過去最高の約240人が参加した。 今年のフォーラムは、「変革する産業:イノベーションの新時代を拓く」をテーマに、デル、ABB、三菱電機、横河電機、ウォーターフォール・セキュリティ・ソリューションズ、ベントレー・システムズなどの企業がプレゼンテーションを行った。 計測自動制御学会(SICE)協賛のパネル討論には、日立製作所、日揮、東京ガスからパネリストが参加し、「情報主導型生産システムへの課題と挑戦」と題し、討論した。 IT(情報技術)とOT(オペ…


DHL 物流業界の動向調査を発表 物流施設で協働ロボットが不可欠

世界的なロジスティクス企業であるドイツポストDHLグループは、物流業界におけるロボットの動向調査報告書を発表した。そのなかで、物流業界では、すでに物流施設で協働ロボットが必要不可欠な存在になるステージに到達しつつあり、近い将来ピッキングや梱包、庫内運搬などを担うだろうと示唆している。 リポートによると、Eコマースの急拡大や労働人口の減少、高齢化を背景として、人と一緒に作業できる協働ロボットの開発が急速に進んでいる。政府や個人投資家、大手小売企業らが、それらに積極的に投資をし、物流現場を支えるロボット開発に大きな影響を与えている。アメリカや中国、日本に加え、ヨーロッパ各国でもロボット開発が活況。…


IPCアジア フィリッププレジデントに聞く エレクトロニクス業界における国際標準の最新動向

■世界で3750社が参加 電子機器・基板の全工程を最適化 日本の製造業の課題と言われるのが「国際標準への対応」。グローバル市場に歩調を合わせ、存在感を発揮していくことが重要となる。電子機器、電子基板の設計・製造における全工程の標準化に取り組み、いまやエレクトロニクス業界の国際標準となっているIPC。その最新動向と日本での活動状況について、IPCアジアのフィリップ・S・カーマイケルプレジデントに話を聞いた。 -IPCとは? IPCは、電子機器の基板設計から材料選定、組み立て、最終製品まで全工程に対して標準化を進めている業界団体。電子基板に関するあらゆる産業から企業が集まり、現在、世界で3750社…