三菱電機 ZEB技術実証棟完成、省エネと快適性両立
三菱電機は、情報技術総合研究所(神奈川県鎌倉市)に建設していた、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)関連技術の実証棟「SUSTIE(サスティエ)」が10月14日に竣工した。2021年1月に全面稼働開始予定。 SUSTIEは、建築面積約1950㎡、延床面積約6460㎡の鉄骨造地上4階建。投資額は約40億円。高効率設備や自然エネルギーの活用で省エネを追求し、従業員が働く環境下で効果を実証するとともに、ビル・シミュレーション技術により、省エネ性と快適性を両立したZEBの運用を目指す。 今後は、室内の在室人数情報を用いて換気量を制御する「入退室換気連携システム」、スマートシティ・ビルIoTプラット…