KUKA Japanは、半導体とエレクトロニクス産業向けに、クリーンルームに対応した自律型移動ロボット（AMR）「KMR iisy CR」を発売した。
同製品は、移動型プラットフォームと6軸ロボットアーム「LBR iisy CR」で構成されるモバイルマニピュレータで、DIN EN ISO 14644-1に準拠したISOクリーンルームクラス3の要件を満たし、フラウンホーファー研究所の認証を取得。低微粒子・低エミッション特性に加え、静電気放電（ESD）対策も施されており、精密部品を扱う環境でのピックアンドプレース、材料搬送、パレタイジング作業に最適。
プラットフォームはAIベースのフリート管理ソフトウェア「KUKA.AMR Fleet」で、ロボットアームは最新OS「iiQKA.OS2」で動作。ハードウェアとソフトウェアが共にKUKA製であるため、シームレスな連携が可能で、高度な作業に対応する。オプションで半導体業界標準のE82およびE84インターフェースに対応し、既存システムへのスムーズな統合も可能となっている。
