古河機械金属と川崎重工業は、川崎重工の子会社で破砕機事業を手掛けるアーステクニカの株式を古河機械金属に譲渡するに向けた協議および交渉に関して基本合意した。
アーステクニカは、砕石分野や廃棄物のリサイクル分野、医薬品・食品業界など多岐にわたる分野で破砕・粉砕・選別技術を有している。今回の株式譲渡が実現した場合、古河機械金属は、アーステクニカの技術力と顧客基盤を獲得することで、自社の産業機械部門における破砕機事業の技術力、生産性、コスト競争力、顧客サービスを飛躍的に向上させ、国内外での事業領域拡大や海外事業の強化が期待できるとしている。また環境リサイクル分野への経営資源投下も進める方針だ。
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