ジェイテクトエレクトロニクス、プログラマブルカム「JX-CAM」発売 FC2シリーズから簡単置き換え

ジェイテクトエレクトロニクスは、プログラマブルカム製品「JX-CAM」を発売した。
同製品は、機械式のカム制御に代わり、アブソリュートエンコーダで角度を検出し、設定角度に基づき出力のON/OFFを行う電子式カムである。制御規模に応じて出力点数16点の「JX-CAM-161F-C-1」と、32点の「JX-CAM-321F-C-1」の2機種をラインアップし、従来品のFC2シリーズからの簡単な置き換えが可能。
段取り替えが容易にでき、プログラムは10バンクの登録が可能で、バンク入力により任意のプログラムを選択できる。また、TESTモードを活用することで、機械を停止させることなく運転中に出力のON/OFF角度を微調整することが可能。機能面では、メカの応答遅れを回転速度に比例して自動補正する「進角機能」や、1回転あたりのパルス出力数を設定する「パルス出力設定機能」など便利な特殊機能を搭載。
さらに、RS-232C通信ポートを内蔵し、PCやPLCによる設定や動作モニタに対応。設定ツール「Programmable Cam Workbench」を使用することで、既存のFC/FC2シリーズからのプログラム移行がスムーズに行えるようになっている。

https://www.electronics.jtekt.co.jp/jp/product/counter/counter_04/jx-cam