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横河電機と中国・精工集団、工場操業最適化で戦略的協業契約を締結

横河電機と中国の精工控股集団有限公司(精工集団)は、工場操業の最適化とエネルギー管理に関する戦略的協業契約を締結した。
協業では、精工集団の繊維リサイクルや高機能繊維製造をはじめとする各工場において、AIなどを活用した自律制御や横河電機のソリューションを導入し、操業の最適化を図る。また、電力を含むエネルギー供給を最適化するエネルギーマネジメントシステムの共同開発も進める。将来的には、これらの共同開発で確立した製造技術を、両社が中国以外に展開することも視野に入れている。
具体的な取り組みとして、精工集団の子会社である浙江精工集成科技と横河電機は、高性能繊維の生産ラインを対象としたAIなどを活用する自律制御システムの共同開発に関する契約を締結し、スマートマニュファクチャリングを目指した活動を開始した。
精工集団は1999年設立のコングロマリット企業であり、2000人の研究開発エンジニアを含む1万6000人の従業員を擁し、建築用鉄骨、高機能繊維製造、繊維リサイクルなど多岐にわたる事業を展開している。

https://www.yokogawa.co.jp/news/press-releases/2025/2025-06-10-ja